ものを贈る
今まで目に留めなかった草と花をよく見るようになった
芽吹き、花咲き、枯れて、朽ちて、また芽吹きとずっとそこにあり続けているようでずっとそこにはあり続けないような感じ
ここ最近贈りものを贈るとき、形に残らないものを選ぶようになった
私と相手の関係性が変わっていくときに形となった贈ったものは何か引っかかるもの、場合によっては捨てたいものでも形となったものは捨てづらい気がする
食べ物はありがたいけど好みによるし、実用的すぎる
お金は生々し過ぎるし、贈るほど手元に無い
そうなると花はちょうどいい
いつかは枯れて朽ちていくもの、永遠にそこにあり続けないものだけど、そこにあると気持ちが豊かになる気がする
そしてもらうと嬉しい
さらっと花を選んで贈れる人に憧れる