見出し画像

安寧日記|12/29〜12/31&振り返り

今回は、今年の振り返りも兼ねた安寧日記にする。

✳︎
私の日常は変化に乏しい。

出来事といえば、双極性障害という爆弾による好不調に振り回されることくらいだろうか。
特殊な環境で生まれ育ったわけでもなければ、変わった仕事をしているわけでもないし、人に言えるような珍しい体験に飛び込んでいるわけでもない。
交友関係も少なく、人と話すより物に話しかけている方が多いのではないかというほどだ。
(書いていて悲しくなってきた)

起きて、ささやかな家事をして、趣味のことをして寝る、その繰り返し。
一体何をして生きているの?と人から思われても仕方ない生活だ。
しかし不思議なことに、脳内で些末な思考の塊が生まれ、飽和していくような感覚があって、言葉にしたい欲望に駆られる。
つまらぬ思考の塊は、放っておけば自ずと消える脆いものだが、それらを文章として書き残すことで、生きた実感が胸に広がっていく。

何かイベントがあるときに筆が走るのは当たり前だと思っていて、名もない日常の中に何を感じ、書き残すか。
それこそが私の追求していきたいものだと思っている。

安寧じゃない日もたくさんあったけれど、それも含めて生活なのだと自分の中でおもしろがりながら書けて、この安寧日記には満足している。
安寧に越したことはないけれど。

今年読んでくださった皆さま、ありがとうございました!
もしよければ来年も…

12/29(Sun.)
インフルエンザの脅威に戦々恐々としながら過ごす。
夫の熱はおさまり、体力は消耗はしているものの元気になってきた。
ひと安心。

12/30(Mon.)
夫から感染した可能性を考え、今日も家におこもり。
寝ているときも常にマスクをしているので、耳が痛くなってきた。
幸い、今のところすこぶる元気だ。
今年のインフルエンザは、15年前ほどに流行った新型インフルのリバイバル(?)の可能性があるらしい。
当時流行ったときは、大騒ぎだったことを覚えている。
修学旅行もホームステイの予定も白紙になって肩を落としたものだ。

12/31(Tue.)
誕生日。
またひとつ歳を重ねてしまった...と少しアンニュイになるけれど、この一年多くの方の力を借りながら生きてこれたことはありがたいと思う。
インフルの感染はめでたく免れたので、久々にカフェへ。

ポルチーニのホットサンド

我が家は年末年始、特になにもしない。
実家にはいつでも帰れる距離なので帰省はしないし、大掃除も普通の掃除だ。
夫も私もおせちが苦手で最小限しか買わないし、お参りもしない。
人混みを避けるため初売りにも行かない。
よって年末年始の境界線の意識が希薄だ。
強いていうなら、休み用に溜め込んだ積読から本を選んで読むくらい。
平和だ。

気負うことなく、来年もほどほどな力加減で生き延びていきたい。
夜はシャンパンとバゲットと寝かせておいたカマンベールチーズで誕生日を楽しもうと思っている。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集