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バイリンガル利休百首(No.3)

Rikyu's Hundred Verses

笑いと遊び心大好き、ミラクル・シンクロいっぱいのGreenteaです。

今回は、お茶のお話ですので、茶名宗理で登場いたします。

よろしくお願いいたします。

「利休百首」とは、千利休が和歌の形を借りて、茶道の精神、点前作法の心得などを、初心の人にもわかりやすく、記憶しやすいよう、三十一文字にまとめて、百首集めたものをいうのである。ーバイリンガル利休百首-より

 茶道に触れていられる方は、ご存知の「利休百首」。英語版を、お茶関係の方から頂きましたので、英語の勉強も兼ね、徒然なるままに一首ずつご紹介していきたいと思います。

 茶道の精神を知ると、日常生活の上に活かしていけるんです。ヒントが満載です。決して堅苦しいものではありませんので、どうぞお楽しみください。

3 こころざし 深き人には いくたびも あはれみ深く奥ぞ 教ふる

To one who has a deeply willing mind, you should many a time compassionately impart the inner teachings.

 教えを請う際は、常に目的意識をしっかりと持ち、態度で示す必要があります。また、学ぼうとする強い意志があると、色々な質問がでてくるにちがいありません。「問い」がないのは、真剣に考えてないといっても過言ではないでしょう。「問い」続けることこそが、修行ともいえます。

学ぼうとする真剣な姿を見た、師匠は、さらに深く丁寧に教えたいと思うことでしょう。自然な流れです。

学ぶ者、教える者のあり方を通し、進む道が自ずと示されていくでしょう。

日々、実践していきたいものです。

Good Luck!

 最後までお読みいただきありがとうございます。     宗理

参考文献

『バイリンガル利休百首Rikyu's Hundred Verses』

著者:井口海仙

翻訳:グレッチェン・ミトワ

翻訳監修:一般社団法人 茶道裏千家淡交会総本部国際部(マイケル・ハーディー)

発行者:納屋嘉人

発行所:淡交社

淡交社さまのご許可を得て、掲載させて頂いております。ありがとうございます。




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