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重箱の隅を突くような紋の話をするのは俺だけかもしれない

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家紋や紋の話で細かすぎる話があります。講座とかで話しても分かんないだろうなぁとか、そもそも興味持てないだろうなぁ、というような話をちょこちょこやっていきたいと思ってます。
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2020年2月の記事一覧

匂いの話「紋帳をペラペラ捲っていると気づくことはいっぱいあるんだよ、って話」其の貳

前回の話からのつづきです。

匂いとはみなさんは匂いという言葉を知っているでしょうか?
着物関連の職人さん、特に下絵師や作家さんなどにはごくごく当たり前の言葉です。
匂いとは植物の花のいわゆる蘂(シベ)のことを指します。
つまり花が匂いを発するポイントである、オシベ、メシベの文様上の名称です。
いつ頃からの名称かは定かではないですが、まぁ江戸時代でしょうね。

上絵とはさて、この匂いですが、紋にも

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