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毎年5月、6月になると、ネット上では全国各地からカルガモ親子の微笑ましい話題にあふれ、楽しませてくれる。 だが実際にその光景を目の当たりにすると、楽しい以上に彼らの逞しく、そしてその愛情深い姿に釘付けになり驚嘆してしまう。 先日、東京都清瀬市にある公園を歩いていると、水辺近くの草陰にカルガモ親子がひっそり休んでいるのを見かけた。 母親は羽根をドームのように丸く広げ、雛をその下にかくまっていた。 瞼を閉じたり、時折目を開けては、周囲の様子を注意深くうかがったりしている。 二