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結局今週なにも起きず…

今日さえ乗り越えれば夜は最高な時間が来る!
その一心で始まった金曜日 前日に父親に厳しく6時30分に起きろと
言われていた為、眠気に打ち勝ちながら起床
睡眠時間は毎度の通り2時間ちょい…もうこの生活慣れたな
家を出るのも早い為、今日はいつもより25分も早く学校へ着く
やる事も無いので来年の英検へ向け対策本を少し読み始める
いつもなら朝から少し展開があったりするのだが今日は何一つない
あるとすれば席の近くに居た男女が何故かは知らないがおはようの
言い合いを始めるという謎の空間
「ねぇねぇ、今日の1時間目さ…おはよう」
「え、俺声掛けられた?! ヤバいわぁ…おはよう」
何じゃこの会話…w そんな事を思っていると女の子の方が
俺のあだ名を呼ぶのでまさか…と思っていると「おはよっ」
ですよねぇ…まぁでも返さないわけにもいかないので「おは~」と返す
そして金曜日の授業の開始だ 金曜は比較的に7分の4が移動教室の
選択授業なので結構楽な時間割だ
4時間目を終え昼休みになり昼食を取る
周りでは「△△~食べよー」など呼び合って食べ始める
ま、俺には一緒に食べるメンツが居ないから1人静かにスマホを見ながら
母親が毎朝作ってくれてる弁当を食べ始める
食べ終え次の授業の準備をしようとしていた時、斜め前の女子の席に
クラスメートの男子が座った
その男子曰く「俺、○○(その子のあだ名)とめっちゃ仲良いから」との事
何をするのかと思えば、その子の手帳的なものを取り出し
なにやら書き始めている
何を書いているんだと気になったので覗いてみると1文目に
「大好きです」…え、こいつこの子の事好きなの? そして唐突の告白?!
と思っていたら2文目にこんな事が書かれていた
「うまい棒」 いや上手い棒が好きなだけなんかい…ややこしいわぁ
そのまま置いておこうとしていたらしいが結局、その文は書き直したらしく
「伝えたい事があります   うまい棒 うまいよね」になったらしい…w
本当に何を書いているんだか…と思うと同時にもう一つの感情があった
それは異性でありながらもここまで仲が良くて、ふざけ合える仲なの
良いなぁという事
自分にはない絡み方というか…異性での関わり方だ
きっと彼らの今後の学校生活も楽しいんだろうな…と見ていて思った
5時間目を終え6・7時間目は選択の書道の授業だ
疲れた体に書道は…と思うが自分の好きな科目だから気にする事も無く
黙々と描き続ける
毛筆の作品を作成し終え周りを待っている時、彼女が手に墨が付いたのか
手を洗いに来ていた
(あ、彼女とは偶然的に一緒の選択 書道を取っていました)
周りは少し騒いでいた
「LINEの件、今言っておこうかな…多分まだ追加したの気付いて無いよな…
未だに未読(今日で3日目)だし…行こうかな」
そう心で思ったはずなのに体が思うように動かない
動かないというか席から立ち上がれない…そうやって迷ってるうちに
彼女の友達が来てどこかへ行ってしまった
また声を掛けれなかった…いつになったら言えるんだろ…
このまま言えないまま年を越すのかな、いや流石にそれだけは嫌だな
なんとしても今月中には気付かせないとな…
そして7時間目も終わり授業終わり前に文化祭前に作成し出品してた
作品が帰って来て一人ずつ返された
なんか彼女の次に自分、もしくは自分の次に彼女の名前が呼ばれたりとか
しないかなぁと少し期待をしていた
というのも実を言えば名字がその子と自分、ほぼ似ているというか
文字を少し変えた程度の違いなのだ
まぁでもそんな事無いか…w と思っていると自分の名前が呼ばれる
そして次に挙げられた名前…まさかの彼女の名字
…え? 俺の期待通りの展開来た…? マジで?
あまりの出来事に驚きながら作品を貰いに行こうとすると
何故か担当の先生が彼女の名をもう一度読んだ
気づいていないのか?と見てみると机に伏せ寝ていた
相当お疲れなんだな…そう思い先生から彼女の作品を預かる
持って行きに数歩歩くと彼女が眠たそうな目を少し開けこちらへ歩いてくる
「はいこれ」と作品を渡すと「うぅ~ん」と言いながら受け取りまた寝る
…うん可愛すぎか?(おっと失敬)
普段見ない思い人の意外な一面を見た俺は少し心を奪われていた
そんな感じで教室へ戻りSHRを終え下校する
帰る途中、ちょっとパンが食べたくなり店へ寄った
しかし予想してたより値段が高く買う事を断念した
帰るかぁと肩を落としながらドアから出ようとした際、ガチャコーナーが
あったので久々に見てみた
色々ある中1個気になっていた物があった
歴代車の実物と同サイズの鍵が手に入るというガチャ
車好きの自分にはたまらないガチャだったので500円を払って回す
するとどうやらラスイチかつレアのシークレットだったらしくガチャでは
結構良い収穫が出来た
収穫は出来た物の頭はやはり6時間目の後悔でいっぱいだった
来週ぐらいには気付かせないと…未だ未読という状態がそろそろキツイ…

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