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中央アジア+コーカサス地方の 秘境/登山特集

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自然の絶景を残しながらも世界に知られていいない、 中央アジアとコーカサス地方の秘境や登山へのアクセス/楽しみ方/手続き/注意点をまとめておきました。大自然、絶景、人情、高山、冒険…
観光化がされていないカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ジョージア、アルメニア。そんな国の中で秘…
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#タジキスタン

秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方#2 ドゥシャンベ編 ー「オシュは母の手作りが一番」ー

秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方#2 ドゥシャンベ編 ー「オシュは母の手作りが一番」ー

いつもお世話になっています。
旅する百姓です!!

【イントロ】この度は、前回の記事に引き続き、「秘境 ワハーン回廊への行き方/楽しみ方」について書いていきます。現地での旅の記録を交えながら、タジキスタンの首都ドゥシャンベでのすべきことを書いていきます。ワハーン回廊に行くにあたって、ドゥシャンベの準備が旅全体の鍵を握ります。本記事が、ワハーン回廊に興味のある読者さんが、ドゥシャンベで立ち回りの参考

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秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方+旅行記#3 ドゥシャンベ→ホログ編 ー「初日、タクシーが溝にはまる」ー

秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方+旅行記#3 ドゥシャンベ→ホログ編 ー「初日、タクシーが溝にはまる」ー

いつもお世話になっています。
旅する百姓です!!

【イントロ】前回の記事にて、
ドゥシャンべでしなければならない準備/私自身の体験
を紹介しました。
ドゥシャンベでしっかり準備ができていれば、
事務的な問題なく、ワハーン回廊に臨めるはずです。
心配な方は、または、そもそもワハーン回廊ってなに?という方は、
秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方#1 準備編
秘境 ワハーン回廊 自力での行き

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秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方+旅行記#4 ホログ→ビビファティマ/ヤムチャン要塞編 ー「120時間かけて風呂へ行く」 ー

秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方+旅行記#4 ホログ→ビビファティマ/ヤムチャン要塞編 ー「120時間かけて風呂へ行く」 ー

こんにちは、旅する百姓です。

【イントロ】120時間。

これは、タジキスタンに入国してから、
秘湯ビビファティマへ辿り着くまでにかかった時間です。
近所の温泉に行くのとは、甚だ規模が違います。
大きな時間的/金銭的コストや安全面のリスクがありながらも、
それでも人を惹きつけるのがこの「秘」という文字です。

今回は、秘境ワハーン回廊内にある秘湯ビビファティマへのアクセス、
私の旅の記録を書いて

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秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方+旅行記#5 ビビファティマ→エンゲレス・ピーク高原編

秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方+旅行記#5 ビビファティマ→エンゲレス・ピーク高原編

パミール山脈。

プロ登山家でも登山初心者でも通りすがりの観光客でも、
平等に訪れた人を魅了します。
5000〜6000M級の山が軒を連ねるパミール山脈でも、
「1日で楽しめる」「絶景が見られる」、
そんなハイキングコースがあります。
それが、ワハーン回廊最奥が起点となる
エンゲレス・ピーク高原(Pik Engels Meadow / Пик Э́нгельса)です。

今回は、
・秘境ワハーン

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海外登山#10 「パミール山脈を臨む3800Mの草原」 エンゲレス・ピーク高原の登り方/行き方@タジキスタン

海外登山#10 「パミール山脈を臨む3800Mの草原」 エンゲレス・ピーク高原の登り方/行き方@タジキスタン

イントロ本記事では、2023年8月に登ってきた
タジキスタン、ワハーン回廊最奥のエンゲレス・ピーク草原について、
紹介しようと思います。
最近ずっと連載してきたタジキスタン記事で、
エンゲレス・ピーク高原(Engels Peak Meadow)までの
行き方を紹介しました。行き方と旅行記が中心となり、
登山面の詳細をあまり伝えられませんでした。
本記事において、より詳細なエンゲレス・ピーク高原の情

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秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方+旅行記  #6 帰還編 ー「地元漁師と温泉へ+南京虫+夜空に響いた銃声」 ー

秘境 ワハーン回廊 自力での行き方/楽しみ方+旅行記 #6 帰還編 ー「地元漁師と温泉へ+南京虫+夜空に響いた銃声」 ー

いよいよ秘境 ワハーン回廊シリーズ最終編です!!
8日の長時間移動+温泉+登山を終えて、
あとはランガール(ワハーン回廊最奥の村)からホログへ戻るのみ。
しかし、ワハーン回廊の難所は帰路にあり!!
そんな険しい旅だからこそ、
人の優しさと温泉の温かさが沁みる旅でもありました。

今回は、
・ランガール→ホログ→首都ドゥシャンベまでの帰還の仕方
・私の旅の記録
を書いて行きます。

ここまで、5部構

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