『The Goal 企業の究極の目的とは何か』その2
こんにちは!
前回から好き勝手、読書の記録をアウトプットしていくことにしてます。
前回は本との出会い、どんな本なのかをざっくりと紹介しました。
もう少し詳しく今回は内容について書いていきます。
この本の主題とは?
一言で言えば、この本のテーマは制約条件の理論(TOC:Theory of Constraints)。
大学時代、色々な理論を本を読みながら学んだが、学術書は理屈っぽくて読みづらい、記憶に残らないという悲しい記憶がある。
この本は理論の説明であるにも関わらず、小説仕立てで読みやすい。
制約条件の理論(TOC)とは
複数説明しているサイトを見ましたが、結構言語化が難しいというのが正直な感想です。
個人的に一番しっくりきた説明は、
基本的なコンセプトは、「生産工程の中にはボトルネックとなる工程があり、それが全体のスループット(生産量)を決定する。最適な生産のためには工程全体のスケジュールをボトルネック工程の能力に合わせ、ボトルネック工程を重点的に改善すべきだ」というものである。
もっとわかりやすく言います。
すべての工程において問題点や改善すべき点は存在します。ただそれらすべてに対応するのは問題解決の手法としてはあまり効率的ではない。
課題の根本原因になっているごく少数の制約条件に対策を打つことで小さなコストで最大の改善効果を得ようとするマネジメントの手法です。
TOCを詳しく説明するのが、この本の目的なのでこれくらいで止めておきます。
サブタイトル「企業の目的とは何か」について
この本にはサブタイトルがつけられています。
「企業の究極の目的とは何か」
社会人ならば、おそらく会社に所属しているでしょう。また学生ならばアルバイトしている人もいるでしょう。
ではあなたの働いている企業の究極の目的は何か考えたことはありますか。
企業とは何かということは門外漢なので、特に詳しく語る気は一ミリもないですが、企業はその企業が存在し始めたら、利益を出し続け、潰れずに存続させることを最優先事項として動きだします。
ただこの考えだけで読み解ける本なのかはわかりません。
ただサブタイトルですから、この本の内容とは大きく関わる内容であることは想像に難くありません。
ただ読み進める上では意識して読み進めたいと思います。