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アドバイスカードの温度感について 悪い未来はどうアドバイスするべきか?

こんばんは、TikTokを頑張っている詳細を話す占い師・コタです。

本題に入る前に、皆さんはアドバイスカードをどのように採用していますか?

テンプレートのスプレッドにアドバイスカードの枠があれば採用していることもあれば、スプレッドに関係なく採用している人もいるでしょう。

または、追加で引いたアルカナをアドバイスカードとしている場合もありますね。


このように、アドバイスカード一つをとっても、様々なマイルールが存在しています。

ちなみに私は、どのスプレッドでも必ず2枚を追加します。

3枚目以降が意味をもたないことも検証済みです。

厳密に定めるというより、自分にとってのアドバイスカードを知っておくことは大事。

フワフワしている人は、今回の記事でヒントを見つけられれば幸いです。

アドバイスカードを積極的に採用していない人は、考え方の一つとしてざっくりと読んでみてください。




1.アドバイスカードの温度感の考え方

私の考え方として推奨するのは、『強調度合い』です。

この『強調』の基準は、人によって様々でいいと思います。

例題に、「諦めなさい」を示すアドバイスとして、【塔】と【ソード3】を比較します。

【塔】
・もうどうしようもないから諦めな。執着してても何も変わらないよ
・そこから脱しない限り、状況は改善されないよ

【ソード3】
・一旦離れてみよう
・他の道にも注目してみて(検討しよう)

内容はケースバイケースですけど、言い方から察せられる温度感はこんな感じです。

このように、アルカナの強弱で判断するのが分かりやすいでしょう。

アドバイスカードをどのように採用していたとしても、共通で温度感が測りやすい手法だと思います。

本件に関わらず、アルカナの強弱を把握するのは超大事ですからね。



もう一つの考え方として推奨するのが、枚数で判断する方法です。

私はタロットカード2枚、ルノルマンカード2枚の計4枚のアドバイスカードがあります。

そのため、同じ意味を持つ内容が複数枚表れた場合、強調していると判断して重要度を高めます。

例えば、【皇帝】、【ソード1】、【熊】は、「自身が主体となって、積極的に行動する」という意味が共通しています。

この共通部分を探す手法は、前記事でも説明しましたね。

タロットが何度も主張しているとして、この場合だと「自らの消極性が問題であり、積極的に行動することが課題」と読むことができます。


また他の恋愛でよくあるアドバイスが、「感情管理をしっかりせよ」です。

人間関係の問題ですから、感情管理以外にも当然課題はあるでしょう。

しかし、感情管理ができなければ、そもそも始めることすらできないなんてことがあるわけです。

つまり、大前提の問題点として、強調しているわけですね。

似たようなテーマで複数のスプレッドを用いても、たいていは同様の意味を持つアドバイスカードが過半数を占めます。



そもそもとして、人が複数の課題を一度に解決するのは難しいことです。

小さな問題ならともかく、感情管理のような性格に根付いた問題は、時間をかけて少しずつ改善するもの。

そのため、小さな問題点と大きな問題点を分けて表れることがあります。

その分かりやすい典型例が、枚数というわけです。

もちろん最初に解説した、アルカナの強弱で判断することも可能ですね。




2.未来から課題(アドバイス)を抽出する方法

先ほど解説した、アドバイスカードの考え方も活用します。

まずは分かりやすい、悪い未来が表れた場合です。

【ワンドクイーン(逆)】、【カップクイーン(逆)】、【ペンタクルクイーン(逆)】が出た場合、感情管理が課題なのは一目瞭然かと思います。

ただし悪い状況になったために、感情が爆発するケースもありますよね?

そこでアドバイスカードを参考にし、アドバイスにも感情管理が指摘されていれば、感情管理が原因で悪化することが予想されます。

一方で、「手段を変えるべし」や「諦めよう」といったアルカナであれば、関係性や状況が悪くなると判断できます。


別の例として、【ソード4】、【ソード2】、【力(逆)】が出れば、消極的ゆえに発展しない未来として読めますね。

これらが相談者起因なのか、相手起因なのかを判別するのは大事なポイントと言えましょう。

このようにアドバイスカードを参考にすることで、未来をより深く読むことにも繋がるのです。



では次に、未来の結果が良い場合です。

基本的に未来が良かった場合、その良い結果を引くための確率を高める方法がアドバイスとして表れます。

占いは所詮確率の世界なので、ちょっとした判断や思考が道を違えることもありますから。

しかしアドバイスの強調度合いが大きかった場合、よくあるケースとして、誘惑する異性が現れるや、過去の記憶が足を引っ張るなどがありますね。

相談者の傾向的に、道を踏み外す可能性が決して低くない場合にそのような結果が表れます。

これは大きな警告として、相談者に伝えられますよね?




3.まとめ

今回は未来とアドバイスの2点のみで解説しましたが、占いは全体から判断するのが基本です。

現状、過去、顕在意識などからもその人の欠点や傾向が垣間見えるわけですから、共通している部分や強調部分を探してみましょう。

そして良い・悪いが極端に分かれている場合には、必ず理由があります。

違和感になぜ? を追求することで、大きな課題や危険が垣間見えるのです。


占いは、全てが分かるわけではありません。

ですが、なぜ? や根拠の説明は義務と言えます。

本記事を参考に、より詳細な解説ができるように頑張ってみてください。


以上です。
占いについての疑問や本記事の不明点などがあれば、配信やコメントでお気軽にご相談ください。


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