占いは"してあげる”もの？ "させてもらう”もの？ どちらも違います
こんばんは、詳細を話す占い師コタです。
今回のテーマは、趣味で占いをしている人だとややこしくなるので、商売で占いをしている人に向けた内容だとご認識ください。
今回は賛否両論が予想されるので、個人的な意見としてご覧ください。
Twitterなどでちょくちょく耳にする今回のテーマ意見。
私は占いはしてあげるものでも、させてもらうものでもないと思っています。
まずは両者の否定理由を説明していきますね。
占い師に必要な想いとは、『相談者さんのために』という気持ちだと思っています。
幸せな未来へ到達するために
悩みを解決するために
自分を取り戻すために
きちんとした占い師の中で、『相談者さんのために』という気持ちを持たない人はまずいないはずです。
お金のために占いをしていたら、どこかでガメつくなります。
アゲ鑑定をしたり、高額な鑑定にしたり、物を売りつけたり。
もちろん占い師だって生きていくためにお金は必要ですけど、『相談者さんのために』の延長線上に稼ぐためにがあるはずです。
そんな占い師が、『占いをしてあげよう』なんて思いません。
一方で、"させてもらう”のも違います。
相談者さんは悩んで悩んで、まずは藁を掴むために依頼します。
そして占った結果を、相談者さんが噛み砕いて行動に反映させます。
そんな気持ちで依頼してくれている相談者さんに対して、「占わせていただいてありがとうございます！」って言うのも、なんか変な気がしませんか？
餓死寸前に腹を空かせている人にご飯を作ろうとする人が、そんなふうに思いますか？
占い師とは、どんな時もフラットな感情や立場が求められます。
尊大になることも、へりくだる必要もないのです。
占い師なら分かると思いますけど、占い師側にも占うか占わないかを決める権利があります。
極端な話、最終決定権は占い師にあるのです。
ただ、勘違いしないでください。
私は相談者さんにいつも感謝を示します。
それは、
数多いる占い師の中から自分を選んでくれた
信用して心を開いてくれた
縁を紡ぐことができた
これらに対してです。
相談者さん側にも占い師を選ぶ権利があり、依頼するもしないも相談者さん次第です。
しかも占い師なんてたくさんいますし、私はまだ若輩者。
分かりやすいベテランを差し置いてまで自分に依頼してくれるのは、ある意味大きな決断だと思っています。
だからその事実に対しては感謝をするわけです。
ですが依頼を受諾した瞬間、私はプロとして占いをします。
依頼されたから占いをするのです。
別に占わせてくれとこちらがお願いしたわけではないのですから。
だから私は、占いをする行為そのものに感謝はしません。
占い師と相談者さんの間に上下関係なんてありません。
というより、あってはならない。
占いの行為の最中に、謙虚な気持ちも不要です。
この気持ちが強すぎるとフラットな感情を保てず、最終的にいろんな意味で占い師をリタイアすることに繋がると思っています。
今一度、占いをするということ自体がどういうことなのか、よく考えてみてください。
ご不明点やご相談、その他ご質問はお気軽にご連絡ください。
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— 詳細を話す占い師コタ＠解説系占い師 (@detail_kota) July 28, 2023
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