博士課程に進学する唯一の意義
前回までの2つの記事では、私の博士課程3年間のスケジュールをご紹介し、前回は前半2年間ですべきことについて私見を述べました。簡単に振り返ると、3年間で博論を提出するためには、修士論文を提出してからも研究を続けておくことや、指導教員と綿密なコミュニケーションを取ることが必要だということです。
さて、これから2回で博士課程に進学する意義と博士号を取得するための研究レベルについて書いていきます。当初は1つの記事にしようかと考えていましたが、予想以上に長くなりましたので分割します。私は、この2つの事柄が密接な関係にあると考えています。現在、博士課程に在籍している学生にも、博士課程への進学を検討している方にとっても、博論を書き上げるうえで(年数に関わらず)、この2つの関係性を把握しておくことは無駄になりません。
特に、進学する意義を明確にしておくことは、言わずもがなではありますが、大切でしょう。というのも、博士課程に進学する意義が不明確であったり、ズレてしまうと、博士号に求められる研究レベルを見誤り、結果的に博士論文を提出できなくなるからです。
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