お墓参りのお供え用の花を苗から育ててみた結果
じつは前々からやってみたかった、お供え用の花を自分で育てる。そしてその花を収穫し自分で束ねてお墓に供える。
一年のうちお墓参りをするのは年4回。
春と秋のお彼岸、お盆、命日…
年末年始や大型連休に娘が帰省した場合はお参りに行くので年5回になる年も。
そして毎回お店にて束になった数種類のお供え花を購入したあと、一旦バラして組み直し輪ゴムで束ねて…という作業を当たり前のようにずっとしていました。
ところが…
あれは確か去年の秋のお彼岸のころ、地元の農協でお供え花をえらんでいた時、花束の中にわが家の庭にたくさん咲いているフジバカマの花を見つけました。
その時のわたしの頭の中では
フジバカマがお供え用になるなら家の花でも作れるんじゃない?
なんなら来年は菊を育てて自家製でお供え花を作ってみたい!
切り花用の苗を買ったのは4月の初め、ホームセンターの花苗売り場で3号ポットの葉っぱだけの状態のときでした。
わたしが選んだ苗は以下の4種類
スターチス
夏菊 小菊
アスター松本
トルコキキョウ
使い古しのプランターに新しい土を入れ苗を植え込み、水やりをしながらその様子を観察していました。
そして
結果からお伝えしますと…
育てた4種類のうち、今回の7月盆のお供えに間に合ったのは残念なことに1種類だけでした。
この中で無事に収穫できたのは1番最後に咲いた
トルコキキョウ。
下の写真は植えて3週間ほど経った5月下旬、つぼみが膨らみはじめ嬉しくて撮った一枚
そして次の写真は6月17日
3種類が一斉に咲きました!
この時トルコキキョウはまだ花はつけてなく写真すら撮ってない。
いよいよ7月盆が近づこうとした頃、案の定咲いていた花は終わってしまったので、次の花に期待を込めながら花の下の節まで剪定してみました。
その頃ようやくつぼみが上がってきたのがトルコキキョウ。
そして墓参りの前日に晴れて収穫の義となりました。
同じ日、次の花がわずかに顔を出したスターチス
トルコキキョウだけでは花束にはもちろんならず…
お店で束になった花束ふたつ、一種類の小菊を数本束ねたもの、計三束購入してきました。
そして家に持ち帰り新聞を広げていつもの作業です。
切り花の開花時期とお墓参りのタイミングが合えば言うこと無いけど、なんせ初の試み。
次のお墓参りは秋のお彼岸です。
その頃には庭のフジバカマと、去年切り花を分けてもらったケイトウの種を撒いたのでその頃には咲いているはず?!
目標は全て自家製の花で!と宣言したいところだけど植える場所も育てる自身もないので、ここは「半分くらい添えてお供えしたい!」ぐらいにしておきます。
おかげで今年からお墓参りの時期が近づくのが楽しみになる、という気持ちの変化も生まれました。
老後の季節の楽しみにもなりそうです 笑
なかなか良いことではないでしょうか?
切り花のことも少し勉強しなくては…ですね。
早くも秋のお彼岸が待ち遠しいです!