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最新ウェブデザイントレンド

現在、世界には18億2000万のウェブサイトがあり、日本語で登録されているウェブサイトは9800万あると言われています。
世界最初のウェブサイト「The World Wide Web Project」(1991年8月6日誕生)から始まり、約30年間でウェブの世界は破竹の勢いで発達し、今や多くの情報で溢れかえっています。
そのような中、自社のサイトへ訪れ、継続的な訪問を促し、コンテンツを閲覧してもらうためには、UI(ユーザーインターフェイス)を考慮したレスポンシブデザインや注目を集めるトレンドデザイン等の「デザイン」への洞察が求められています。
以下では、今年度注目されるウェブ最新デザインを紹介します。

【非対称レイアウト】

ウェブサイトのレイアウトは、秩序と安定感のあるシンメトリーがスタンダードですが、空白を効果的に見せる左右対称のレイアウトを取り入れることで、よりダイナミックで大胆な印象を醸し出し、デザインの自由度も高まることで、他のサイトとの差別化に繋がります。

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【ミニマリズム・マキシマリズムデザイン】

ミニマルな Web デザインはシンプルさを重視して余分なデザイン要素をそぎ落としたデザインです。シンプルであることは、相手に強い印象を与えることができます。

一方、キシマリズムデザインは、快適さや安定性にこだわらない野性味を残した斬新なデザインといったクリエイティブ表現に重きを置いた、自由奔放なアプローチが特徴です。

マキシマリズムデザインを上手に取り入れるポイントは、フォントのバリエーションや大きめのタイポグラフィ、視覚要素の重ね合わせ、レイヤー、浮遊感のあるフローティング要素などのディテールなどが挙げられますが、来訪者に威圧感を与えない調和が大切です。

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【動画を交えたデザイン】

動画は Web デザインにおいて極めて一般的な要素です。訪問者のエンゲージメントを高めることにもつながります。

ウェブサイトのデザインでは、動画にレイヤーを追加したり、再生方法(自動再生、ループ再生、スローモーションなど)、目を引くシェイプやユニークなデザインの形に合わせて動画をクロップできる革新的なエフェクトで躍動感を演出することができます。

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【アニメーション】

アニメーションを加えることで、サイト上で単に情報を閲覧するよりもはるかに高いユーザーエクスペリエンスを実現することができます。線やテキストにアニメーション効果を追加したり、背景全体に本格的なアニメーションを配置したりと、訪問者の目線を惹きつけてインパクトの強い印象を与えるために最適なエフェクトです。

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【パステルカラー & ブラック】

デジタルの浸透でビビッドなカラーが反乱する中で、「癒し」「やさしさ」を重視した配色に注目が集まっています。パステルカラーにより、訪問者へな「癒し」「やさしさ」といった印象を与えます。

また、ブラックをうまく取り入れたデザインももうひとつの流れとして注目です。ブラックは単なるクラッシックといった外観の印象だけではなく、「目にやさしい」という効果もも望めます。

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【アクセシビリティ】

アクセシビリティとは、ウェブサイトをできる限り多くの人に利用してもらうための手段として、コントラストの強いカラーや大きなサイズのテキスト、輪郭がはっきりした画像などの視覚要素や音声ブラウザを利用しているユーザーへ画像の情報を伝えることが代表的です。

世界中で約 10 億人の人たちが Web サイトの操作にアクセシビリティ機能を必要としていると言われており、アクセシビリティーを意識したUIデザインをおこなうことで、サイトが発信するメッセージを強化し、総合的なユーザビリティを向上させることができます。

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【スクロールエフェクト】

スクロールはパーティシペーション(参加)、トランジション(遷移)、インタラクション(相互作用)というアクションを伴います。スクロールエフェクトは画像へのズームイン/ズームアウト、水平スクロール、あるセクションから別のセクションへの遷移などさまざまなパターンでの実装が可能です。


これらの中でも最も人気なのがパララックス・スクロールです。これはユーザーが画面をスクロールするにつれてレイヤーとなった背景を別々の速度で動かすというもので、後ろの画面を前の画面よりもゆったりとしたスピードで表示させることで立体的な視覚効果を演出します。

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デザインラボ株式会社では、2021年よりgrow with googleのパートナーとして地域企業やスタートアップのウェブサイト制作をはじめとしたDXをサポートしています。

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参照:WIX