「誰でもいいから彼氏欲しい」就活
就活までの大学3年間は、部活と課題の2軸を両立した学生生活だった。
大会シーズンも、課題が忙しい時も、どっちも待ってはくれないので両方がむしゃらにやってきた。
部活も課題もそれなりに上手くいってた。部活の大会では何度か入賞して全国大会にも出て、課題も優秀作品に選ばれたり、デザインコンペにも出して頑張ってた。
つもりだった。
自分に何ができるのか。
プロダクトデザインをやろうと志して大学の門を叩いた。
大学に入ってわかったことは、
「プロダクトデザイナーになるのは、プロスポーツ選手になるようなもの」
生半可な気持ちじゃ絶対になれない。
「だから猛勉強して、描きまくって頑張る!!」と
「大変そうだから別の道を探そうかな〜」を行ったり来たりで3年過ぎた。
そして、就活でも諦めきれずにPDをいくつか受けて、UI、UX、webなども受けて、商品企画をできる総合職も受けた。
手持ちゼロの、驚きと恐怖と不安。
そして5月の上旬にはエントリーした約20社、全部落ていた。
どこにいっても聞かれる「ウチで何やりたいの?」「他にどこ受けてるの?」で生じる矛盾が、相手の不信感と自分の不安感を生み出しているに違いないと感じた。
就活は恋愛と同じ♡
彼氏欲しいんだよねー
好きなタイプは、優しい人かな。でも面白い人もいいな。話してて楽しいとか。あと身長も、170とかあったらいいなー。あ、でもこの前好きになった先輩は無口だったから、それもアリ。
だから〇〇君もタイプな気がする!付き合って!
今の就活こんな感じだ、と気がついた。
「就活は恋愛と同じ」という言葉は就活を始める前にどこかで聞いたが、当時イメージしても、かすりはしているがハマってはないと感じていた。
しかし今はカッチリとハマっているように思う。
そりゃーこんなやつとは付き合いたくもないし、何なら友達も嫌だ。
手持ちゼロから焦ってまたいくつかエントリーして選考が進んでいるが、先のことが全く見えずゆらゆらと進むこの航海に嫌気が差してきて、そろそろ海を進むのをやめたくなっているのが正直な気持ち。
とはいえ、飛び移る船もないし、海に飛び込んだところで生きていけない気しかしないし…大学院という緊急装置を発動するか…もうちょっと頑張るか…
とりあえずデザインの筋トレはじめました。
考えることすらやめたくなっていたが、この前の面接官にグラフィックがもうちょいとかデッサンがとか何とか言われて火がついたので、「グラフィックとデッサン上手くなって、是非来て下さいって言わせてやる!」くらいの気持ちで最近噂の観察スケッチはじめました。
そりゃこんなのいらないわな〜
描いてわかる実力のなさ。
正直結構ベッコリ凹んだ。
(部活してた分、デザインの筋トレを怠って、少ない手数でいい感じに見えるものつくってたのが原因かな〜とか思いつつ。言い訳は胸にしまって。)
こっから思い通りに描けるようになるまで続ける!
でもいつも三日坊主なので、まずは6月中続けることを目標に💪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
拙い就活日記ですが、これから細々と続けていこうと思います。
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