自己採点
少し前の記事で、ゼミ生に8月の過ごし方で自己採点をお願いしましたが、これにはある事が関係しています。
ある大学の先生だったと思うのですが、授業の最初に今日の授業の自己採点をしてもらうことを公言するのです。そうすると授業態度が変わってくるという話を聞いた事があります。
授業は先生が評価するもの。
そういうのが大学生の捉え方であります。
私は「いかにやってないのに、やっているかのように見せているやつを見抜くか。」みたいなバカみたいな労働をしたくないのです。
学生は賢くて、この先生はいけるが、この先生はヤバイみたいなことを考え続けています。
これは非常に低級な勉学の世界です。
先生が評価するものから、自分で採点するものになり、授業が他人ごとではなく、自分ごとに変わらなければその上にいけません。
真剣にやっているか、やっていないか。
一番自分が自分の事をよくわかっているのです。
日本人のほとんどは、「やってないのにやりました。私は10点です」ってことを言わないのです。
これは日本人の素晴らしさです。
ですので、みんなが出してくれた8月の過ごし方の自己採点は妥当だと私は思うのです。
そして、また9月末に同じ事をします。
みんなきっと8月の反省を踏まえて、2ポイントアップしてくれると信じています。
そういう事が、できる学生たちですからね。
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