Webデザイナーのどうでもいい話#13Webデザイナーに必要なもん
時間がたくさん必要だった
20年前の起業当時。最初はノートパソコン1台だけでスタート。
ネット回線も夜中しかつなげない不便なやつ。
確か電話の線を切り替えてどうのこうの、という感じ。
今みたいにメガバイトの単位なんか絶対無理。
フロッピーを何枚も何枚も、何十枚も。(爆)
だからネット回線の契約は必須でした。
IT系なのにやることは超アナログ
プリンター、スキャナ、そしてカメラ。三種の神器みたい。
そしてFAXもあればなお良し!
Webデザインなのにプリントアウトしてお客様に見てもらう。
お客様がまだメールが扱えない人が多かったからしょうがない。
デジカメなんてまだないから、プリントされた写真なのでスキャナも必要。
中には「ネガデータ」をくれる会社もあったくらい。💦
なのでWebデザイナーはデジカメを持っていれば、写真撮影代金を上乗せ請求。(笑)
原稿も同じで、手書きを文字起こしするなんて当たり前。
これはオプションとして請求。客単価をぼちぼち上げるって感じでした。
備えることを学ぶ
パソコンは壊れるものという認識が薄かった私。ある日突然ご臨終。
そうなれば慌てるしかないわけで。
バックアップが無くてお客様に頭を下げてお詫び。
この経験からバックアップの重要性を知りましたね。
フロッピーからMDへ。MDは高かった!
DTPのデータ納品にも必需品で強い味方。その後はCDRやDVDレコーダーも同様に、記憶媒体への投資は必要でした。
そして、最も大事だったのは予備パソコンの存在。
パソコンは壊れる前に買い替える事。
常に予備機を持っている事。
これはフリーランスでプロなら当たり前の事でした。
そしてこういったトラブルに備えられるだけの「お金」もやはりないと困るものです。
パソコンが壊れた。保証期間が切れた後の修理は有料。HDDやモニターなどの修理代。突然の出費はきつい!
お金の計算が弱くて、常にどんぶりだった私が一念発起して始めたのが「かもしれない貯金」でした。
それがネット銀行の定期預金。毎月同じ金額を預金してくれるやつです。毎月1万円を積み立てる感じ。さらに売り上げが多かった月は追加することで、万が一に備えるようになったというわけです。
これは今でもやっていて、万が一の時には助かっています。