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教育×哲学

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教育哲学・教育思想に関する記事です。能力主義・学歴主義批判や脱学校論、政治哲学など。 優生思想批判などの応用倫理学も扱います。 好きな思想家は、イリッチ、アリエス、フーコー、…
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記事一覧

所属(学校・会社)の哲学〜独学する難しさ〜

私たちは、自分や他者が何者なのかを確認する時、「所属」を知りたがる。よく考えてみれば、こ…

高校「倫理」は意味がいないと思った話

私は高校2年生の1年間を海外留学をしていたために、その際に受けるはずだった倫理の授業を受…

私有財産権について〜あなたの能力と成果はあなただけのものか?〜

まず、私は社会主義ファシズムに対して徹底的に反対することは明確にしておきたい。まあ、これ…

消費という労働〜生徒のシャドウ・ワークで飯を食う教師〜

以前、このnoteで教員の仕事は学校が存在することで過度に生産されるという話をした。要するに…

「大学で学ばない自由」を認めてほしい〜教育格差を問い直す〜

私の家族、親戚には大卒者がいない。仲が良くて賢いおじいちゃんは中卒だし、親戚も親も高卒ば…

「大学に入らなければ、今の自分はいなかった」は本当か?

「もし大学に通っていなかったら、今の自分は本当にいなかったのか」という非常に興味深い問題…

リベラリズムとリバタリアニズムにおける「教育」の位置づけ

政治哲学と教育政策の関連について考えたい。上の図における「保守」という表現は、個人の価値観や自由に介入する「パターナリズム」として理解し、ここではそのように表記する。 自由主義はリベラリズムと呼ばれ、自由至上主義をリバタリアニズムと呼ぶのが通例である。リバタリアニズムとはつまり、自由を徹底的に追い求め続けるがゆえに、政府という国家権力は個人の価値観にも一切介入しないが、市場経済への介入も拒否するため格差が生じ、自己責任社会になりかねない思想である。しかし、私はイリッチの

なぜ勉強するのか?に対する説明の種類

なぜ勉強するのか?という生徒らしい問いは、極めて哲学的な問いでもある。これを考えるには、…

知識と知恵の違い〜科学的な学びは本当に正しいのか?〜

知識と知恵の違いは何か「知識よりも知恵を身につける」とはよく言ったものだが、これは知識と…

キリがない「良い教育」論争

良い教育というのは存在しない。そもそも"良い"という価値判断が主観的であるからだ。良い教育…

「障害」と呼んではいけない理由

近年では、発達障害が「増加」しているということが報告されている。我々はこの「障害者が増え…

ゆとり世代は「学力」が高いー脱・脱ゆとり教育ー

学力、なんてものはいかようにも定義し得る。一般にこの学力という言葉は、測定学力の意味で使…

「保守」とは何か?ー教育と絡めてー

保守主義とは何か。保守とは一般的に右派のことを指す。しかし、近代保守主義の祖と言われるエ…

学校では、英語は学べない。

哲学者の山本哲士は、冗談半分(いや、クソ真面目)にこう質問する。 ①あなたは学校で何年間英語を学びましたか? ②では、あなたは英語を話すことができますか? 学校で英語を学んだから、英語が話せるようになったという人はこの世に存在しない。まず、冒頭の質問に答えるとすれば、多くの人は少なくとも3〜6年以上くらいは学校で英語を教え込まれているだろう。 しかし、「英語を話すことができるか」と問われると自信をもって回答できる者は、1%にも(余裕で)満たないはずである。 なぜその