「【ライトファスト】小さなどんぐり」:ジュリア・ウォニング
私の作品は全て、選んだ被写体のスケッチから始めるのが一般的です。
本稿では、小さな茶色のどんぐりを描きました。
HBペンシルでどんぐりの基本的な輪郭を軽く描いた後、色を付けていきます。本稿では、ライトファストを使って、ライトファストペーパーに描いてみました。
以下の色を何層にも重ねて色を作っていきます。
ブラウンオーカー、ミッドウルトラマリン、サンドストーン、ナチュラルブラウン、スカーレット、イエローオーカー、サンイエロー、バイオレットでどんぐりの色調を表現します。
明るい色から始めて、丁度いいトーンになるように積み上げていきます。
もちろん、100色のライトファストがあれば簡単ですが、複数のペンシルから色を作る方が、ライトファストのコレクションから正しい色を1色使うより良いことを覚えておいて下さい。
ですから、美しい色を作るためには、少なくとも3つの色を使って色を作ることを常に心がけることで、より深みのある色を作れるようになります。
今回使っている紙は、ライトファストペーパーです。
オフホワイトの紙で、表面は滑らかで、レイヤーをきれいに保持することができます。
この紙は驚くよく作られていて、これからも作品には必ず使っていくことは間違いないでしょうね。
どんぐりの「帽子」には、サンドストーン、ナチュラルブラウン、スカーレット、サンイエロー、ヴァイオレットを使いました。
ここでは色をつけるだけでなく、ライトファストで線を引いて、「帽子」の構造を作りました。
鉛筆は、ダーウェントのスーパーポイントミニシャープナーか、スーパーポイントデスクシャープナーを使って、きれいに尖らせています。
ライトファストを使用するなら、特に良いシャープナーを使うことが重要です。
最後に、ダーウェントの電動消しゴムを使って、小さなどんぐりの絵に光沢を取り戻しました。
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ジュリア・ウォニングさん、本稿では、素晴らしい作品とビデオを制作していただき、ありがとうございました。ジュリアさんの作品は、ウェブサイト、Facebook、Instagram、YouTubeで見ることができます。