食事・睡眠・運動 これらは繋がっている。
私は今まで食事とうつ病に関して発信してきましたが今回は、睡眠・運動にも触れていきます。
睡眠不足とうつ病と密接な関係があります。うつ病になると多くの人は不眠症になり、逆に不眠症の人はうつ病を引き起こすリスクが2倍~3倍になります。
不眠症とうつ病は切っても切れない存在なのです。
私は散々、栄養のことについて話してきましたが、うつ症状の改善の決め手となったのは「不眠症の改善」でした。
ではなぜ栄養に繋がったのか説明します。
私は入眠障害に苦しんでいたので、入眠のメカニズムから学ぶことにしました。
当たり前のことですが、入眠をするには「眠気」が重要です。
眠気の仕組み
眠気の仕組みの一つとして、覚醒中の疲労蓄積が眠気を引き起こしています。
睡眠は疲れをとる役割があるので、疲労が蓄積されていなければ眠気を引き起こしにくくなるのです。
それなので、ある程度の運動が必要ということです。(散歩でもOK)
運動は疲労蓄積だけではなく、セロトニンの分泌を促進させます。
セロトニンは入眠・質の高い睡眠をとるのに重要な睡眠ホルモンの「メラトニン」という物質を生成します。
それなので、入眠・質の高い睡眠をとるには、運動はとても大切だと言えます。
では、何も食べずに運動ができますか?運動をするにはエネルギーが必要ですよね?
では、偏った食事で脳は正常に機能しますか?
脳が正常に機能するには睡眠も重要です。睡眠には疲れ切った脳を休ませる役割もありますから。
ただ、それだけでは足りません。脳は「栄養」も必要としています。
身体に取り込んだ栄養は血液によって運搬されます。
身体に取り込まれる栄養が少なければ当然、脳に運ばれる栄養も少なくなります。
脳に栄養が足りなくなると、ボーッとしたり、ダルくなったりします。
栄養不足は疲労感や思考力の低下につながってしまいます。
うつ症状の中にも「疲労感」「思考力の低下」がありますよね、、、
全て繋がっているんです。