ブランディングのゴール
ブランディングの根幹は情報を創生することにあります。一般企業やビジネスを例にとってイメージしてみましょう。例えばマクドナルドというブランドを想起させるものとしては、黄色のMという文字や赤と黄色のカラーの組み合わせなどがあります。これらはマクドナルドとは直接関係ないものの、目にしたときにマクドナルドを連想するということは、マクドナルドのブランディングが成功しているということです。
ブランディングが成功している例は他にも数多くあります。例えば、黒い丸が3つ並んでいるだけで、若い世代であればミッキーマウスを連想するかもしれません。
さらにブランディングの優れたところは、こうしたモチーフを見てブランドを連想したときに、それに付随して感情も想起されるということです。黄色いMの文字を見たときになんとなく「お腹が空いた」とか、「友達を誘ってご飯を食べよう」などと連想したことはありませんか?また、3つの黒い丸を見て、あの有名な音楽が流れたら楽しい、ワクワクする、そういった感情まで抱いたこともあるのではないでしょうか。
その情報に触れることで楽しい気持ちになったり嬉しい気持ちになったりと感情が動き、そして行動を起こすことに繋がる。これがブランディングによって引き起こされる結果です。
医療機関であれば、安心感、信頼感を増すことによって患者がその病院を選ぶという行動に出る。これがブランディングの一つのゴールです。
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