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近鉄特急で一気に落穂拾い


名古屋まで

午前中は福井市内での仕事を済ませ、昼からは新装なったJR福井駅の駅ナカにある寿司屋で昼食。
当然ながらというか、酔っ払う。

14時半の名古屋行き高速バスで福井を出る。

4列で相席はやはり「キツい」

間際の予約だったので、後部の通路側の席しかなかった。
福井インターに入った辺りで酔いが勝って意識がぶっ飛び、気がついたら越前たけふ駅で客扱いを済ませたところだった。酔っぱらって寝たっていっても、20分くらいなんだなぁ…と、自分でも意外に感じる。
このあと敦賀インターでも客を乗せて、集中工事中の北陸道を右に左にと進んで賤ヶ岳SAで休憩。

ふと見ると最後部の席が空いていたので、移動。
その際に乗務員から「ちょっとした」注意事項があったけど、それを承知し2席空いてる空席にありついて、あとはひたすらリクライニングしながら携帯を覗く。
やたらと消防車や救急車が福井方面へ向かっているな…と思ったら、おそらくだが今朝方から線状降水帯が能登輪島あたり発生しており、水害になるくらいに降っているとのことで、そのための「災害出動」だろう。
今年の能登エリアは厄年かと思うくらいに色々あって、気の毒に思う。
名神高速に入り、やたらキビキビとした走りになってあっという間に一宮インターへ。名古屋高速を経て、

少し早めに名古屋着

17時7分、JR名古屋駅到着。少し「巻き」で着いた格好だ。

近鉄名古屋~鶴橋

近鉄名古屋から
特急アーバンライナー168列車│大阪難波
21306

例によって、名古屋駅界隈を適当にウロついてホームに入ると18時20分、大阪からの列車が到着。
「ひのとり」が運行開始される前までは、「名阪甲特急」の代名詞でもあった「アーバンライナー」だ。
素早く係員の手で車内清掃、座席転換が進められる。新幹線の車内清掃に負けないくらいのスピードだ。
25分、掃除が済んでドア開扉。

18時半、発車。
地上に出て、JR名古屋車両所を見ながら、

近鉄パッセで買った「銀鮭塩焼幕の内弁当」でまず第1食目の夕飯とする。オーソドックスな幕の内弁当で、安心感を持って食べれた。
食べ終わった頃には、丁度木曽三川を渡っているところだった。

47分、最初の停車駅・桑名着。
名古屋ほどではないが、ここからもパラパラ乗ってくる。
58分、四日市着。

名古屋都市圏での降車が意外とあった

名古屋からの客が結構まとまって降りていった。
JRで言うところの「ホームライナー」的な利用があるようだ。

四日市到着前辺りから、第2食目の「松浦特製幕の内なごや」を頂く。
水了軒の「八角弁当」を彷彿とさせるパッケージングで、こちらは先ほどの幕の内弁当よりはやや豪華さの方に振ったような感じだ。

食べ終わったあたりで白子到着…
「しらこ」ではなく「しろこ」だという事に、今更ながら気づく。

19時22分、津着。
県都らしく乗降は多めだ。カットを撮るためにホームに出たが、やはり蒸し暑い。ホントにこの暑いはいつまで続くのか…

かつては走行中の「乗務員交替」が見れたポイント

31分、中川連絡線を通過。
昼間なら車窓を撮るが今は夜なので携帯の地図で…大阪線に入ると再び加速。
41分、東青山を過ぎて「伊勢」と「伊賀」を分ける新青山トンネルへ。
三重県内だが、実質的に「東海」と「関西」を分けている場所でもある。
伊賀神戸を経て、

東海から近畿へ

58分、名張着。上本町行き列車が接続待ちをしていた。
しかし、三重県内が結構長い事に驚かされる。

何か耳が詰まるな…と思って地図で現在地を検索すると、室生の坂をジリジリと降りているところだった。
既に奈良県に入っているが、こうも暗いとあまり実感が沸かない。
何となく車窓が明るくなったな・・・と思ったら桜井で、

20時18分、大和八木着。降りる客ばかりで少し閑散としてきた。
大和川を渡り、さらに車窓が明るくなったなと思ったら布施で、奈良線と合流。

47分、鶴橋着。
列車は難波まで行くが、乗り継ぎの関係でここで降りる。

鶴橋~大阪・大阪梅田~川西能勢口

鶴橋から
関空快速│関西空港
クモハ223-2

きっぷを買ってホームを見たら、丁度関空快速が停まっていた。
思わず飛び乗ったので、全体の写真は撮れずに

次の玉造で撮影。
「関空専用車」とも言える223系の初期車だった。
快速といっても大阪までは各駅停車だ。大阪まではクロスシートの並ぶ、ちょっと上位の環状線列車といったところだ。

58分。京橋着。
客がごっそり降りて、それまで軽く賑わっていた車内もそれなりに…乗務員から「片町線が沿線火災で運転見合わせ」との事。大変だな…

21時6分、大阪着。
福井から普通に乗り継げば5時間ほどだが、今回は6時間半・・・酔狂にも程があろうものだが、乗り潰しという趣味なのでこれが「普通」なのだ(笑)

大阪梅田から
普通│雲雀丘花屋敷
1559
今日最後の乗車。

マルーンにミャクミャクラッピング・・・うーん

1000系ミャクミャクラッピング編成だった。
デザインの可否はともかく、このラッピングがしばらく走るのかと思うと少し複雑な気持ちだ。
26分、発車。

30分、十三着。
偶然だろうけど僕が乗ってる付近のドアが開いたが、誰も乗ってこなかった…もっとも土曜日ってのもあって客が少ないのだろうけど、中々の偶然を引き当てたような気がする。
服部天神で座れた。

43分、豊中着。
宝塚線の普通は三国から先は空く一方なのだが、今日は珍しく立ち客が結構いる。

53分、川西能勢口着。

「乗り潰し」を教条的に追及すると、今回のような近鉄特急で一気に・・・という「解」に辿り着く事が多い。
理想としては普通列車でじっくり回りたいところなのだが、仕事の帰りというシチュエーションではこうでもしないと片付かない、という事がままある。
常にこういう手段ばかりは無理だが、たまには一気に未乗区間を片付けるというのもあっていいように思う。
【令和6年9月21日乗車】

【完乗】近畿日本鉄道 名古屋線
           大阪線

近畿日本鉄道 名古屋線 名古屋~伊勢中川※ 78.8km
       大阪線 伊勢中川※~鶴橋 107.8km 
JR西日本 大阪環状線 鶴橋~大阪 7.7km
阪急電鉄 宝塚本線 大阪梅田~川西能勢口 17.2km
(※中川連絡線は伊勢中川駅構内と見做すため)

小計 211.5km

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