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Switchおすすめ戦略シミュレーションRPG4選


0.はじめに

単に『シミュレーション』といってしまうとこのジャンルはあまりにも広い。
当記事ではいわゆるファイアーエムブレムやスーパーロボット大戦、タクティクスオウガなどで知られている、ユニットを編成して動かして進めていくシミュレーションRPGを紹介するものとする。
(リアルタイムストラテジーも便宜上含めます)
【余談】
昔はとても好きなジャンルだったのでGBA、DS、PSPあたりで結構な数のゲームをやっていた(FFTA2、サモンナイトなど)が、Switchで遊ぶようになってからはあまり手をつけられなくなった。
時間を…ください……!
閑話休題
今回はタイトル少なめ、内容濃いめ。

1.ファイアーエムブレム

このジャンルを語る上で絶対に欠かせないシリーズ。
2タイトルを纏めて紹介。
よく「難しいゲーム」と思われがちだが、システムやUIが洗練されていて遊びやすく、同ジャンルの中でも特にとっつきやすいゲームであると思う。
なんなら初めてのSRPGとしておすすめしたいくらい。
難易度選択によって、幅広いプレイスタイルを取れるのもポイント。上記2タイトルとも壮大で深みのあるシナリオが楽しめるので、難易度を下げてシナリオ目的でも良いから全人類やってみてほしい。
シナリオに合わせた臨場感を楽しみたいのであれば最高難易度の一歩手前がおすすめ。
余談だが、最高難易度を選択すると話が変わってくる。
(風花雪月の最高難易度は何も知らずに挑むとしぬ作りになっていて理不尽感が否めないものの)特にエンゲージの最高難易度は充分なやりごたえと達成感が得られるのでやり込み派の人にもおすすめ。
エンゲージはシリーズファンに向けたファンサービスが多少入っているが、知らなくても何も問題ないので1作目として選んでも全然構わない(遊びやすいのでむしろ1作目として推奨出来る)
風花雪月は、濃いシナリオをじっくり腰を据えて遊びたい方におすすめ。

2.ユニコーンオーバーロード

シリーズものではなく、単独作品でありながら記事執筆時点で100万本売り上げたとんでもないゲーム。
あの「十三機兵防衛圏」を手掛けたヴァニラウェアの作品。
ジャンルとしてはリアルタイムストラテジー(RTS)にあたる。
戦闘では、プレイヤーがユニットにおおまかな指示を出し、ユニットは指示に従って移動したり戦ったりする。
1マップがちょうど良いサイズで作られており、長時間に渡ってぐだぐだすることもなくサクサク進めるのも特徴。
簡単操作で快適に進める反面、やろうと思えばかなり細かく作戦を立てて指示を出すことも可能で、幅広いプレイスタイルに対応しているのも高評価ポイント。
戦闘の合間に探索パートが存在するのだが、同ジャンルでは珍しくこの探索パートの自由度が高く、オープニングイベントや一部イベントを除けば極端な話どこにでも出撃出来るようになっている。
(自由度が高すぎると次に何をしたら良いかわからなくなりがちだが、導線がしっかり引かれているため段階的に進めていくことももちろん可能)
また、ゲーム全体を通して『表現力』が優れているのも特徴で、グラフィック、モーション、BGM全てにおいてとても素晴らしく作り込まれている。
間違いなく記憶に残る名作なので全人類やってほしい。

3.トライアングルストラテジー

何もかもが硬派なSRPG。
やっていることはタクティクスオウガに近い。
戦闘はもちろん、シナリオ面も非常に硬派で最初から最後まで重ためのシリアス展開が続く。
数多く挟まれる選択肢によって頻繁にシナリオが分岐するのだが、テキストのひとつひとつを読み飛ばさずに理解しておかないと大変なことになる。
(重厚なアドベンチャーゲームとしての側面もあると感じるくらい読み応えがある)
戦闘面は、自軍ユニットがそれぞれ何もかも出来る「わけではなく」だいたいのユニットが1つ(多くて2つ)の役割しか持たないので、明確に適材適所を意識した操作をしていかないと(特に高難易度では)詰みかねない。
ユニットの個性が際立つので個人的には割と好き。
総じてあまりにも人を選ぶ作品ではあるが、近年の流れに反したガッチガチの硬派を体験したい方には是非。

4.スーパーロボット大戦30

言わずと知れたSRPGのシリーズ。
Switchでは他にいくつか出ているが、Switchで手を付けたスパロボはこれしか無いのでスパロボ30に絞って紹介する。
(とはいえ、参戦作品を見てから選べば良いゲームでもあるのでこの辺はお好みで)
数多くのロボット作品が、原作再現されてたり他作品とクロスオーバーしたりする。
※中には機体とキャラだけ参戦して原作再現シナリオが無いものもあるが、他作品のシナリオでクロスオーバーとしてセリフが用意されているのでちゃんと全員出番はある。
なお、戦略シミュレーションとして紹介しているが、基本的には自分の好きなユニットにリソースを注ぎ込んで敵陣に放り込んで無双するゲームなので、戦略よりも爽快感を得る目的で遊ぶゲームかもしれない。
ユニットを動かして戦う戦闘パートの合間に紙芝居のシナリオが読めるという、広く知られているいつものスパロボ形式でありながら、今作はシナリオの順序を自分で選べる新要素によって自由度が格段に上がっているのが特徴。
メインシナリオ以外のサブシナリオはやってもやらなくても良いが、クリアしたシナリオやその順番によってシナリオ展開に違いがある。
ちなみに筆者はGBAのスパロボ(R、D、J)から入ってDSのスパロボを齧ってPS4でほんの少し触った程度であるが、それらと比べてもスパロボ30は格段に遊びやすかった気がする。

▼余談だが、スパロボにインスパイアされた東方二次創作も存在する。とても評判が良いのでついでに紹介。

終わりに

今回は関連作品を含めても少なめのタイトル数だが、1つ1つが長くなりがちなので全部やると結構大変。
当ゲーム紹介noteでは一通りクリアしたものだけを紹介しているので、これくらいが限界だった…!
じっくり時間を取ってゆっくり遊ぶ分にはどの作品もすごく楽しめると思うし、なにより記憶に残りやすい。
なんやかんや言っても推してるジャンルであることは間違いない。

▼アドベンチャーとしての側面が強いのでアドベンチャー回で紹介してしまった十三機兵防衛圏も、見方によってはRTS(リアルタイムストラテジー)なのでついでに貼ります。全人類やって。


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