歯科の定期検診何するの?
定期検診や歯のクリーニングの際
歯科医院で何をしているのか
解説します🤔
むし歯のチェック
むし歯は
歯の噛む面や側面といった
見えている部分だけではなく
歯と歯の間などの直接見えないところにも
できてしまいます。
一度治療してあっても
その境目から新たなむし歯ができる事もあります。
歯科医院にきてもらった際には
むし歯のチェックを行っています。
歯ぐきのチェック
歯と歯ぐきの溝(歯周ポケット)が深いと
歯周病が進行してしまいます。
歯周ポケットの深さはどのくらいかも
チェックしています。
歯磨き指導
必要に応じて
正しい磨き方の指導も行っています。
その人の歯並びや歯磨きの癖なども確認し
その方に適した
歯ブラシ・フロス・歯間ブラシなどの
正しい使い方を指導させていただきます。
歯磨き指導の際に
歯垢(磨き残し)を染め出して
指導に役立てることもあります。
歯垢や歯石、細菌を清掃し除去する
歯垢はむし歯や歯周病の原因になります。
また歯石も歯周病を引き起こす
原因の一つとなります。
歯石は自分で取り除くことは困難なので
定期的に歯石を取り除いてもらいましょう!
細菌を機械で除去する事も大切です。
超音波の機械を使って清掃します。
歯科相談
むし歯や歯周病についての悩み事以外でも
歯科医院で相談していただけます。
顎の不調、顎関節症
噛みあわせ
飲み込みについて
口臭
など
どのような事でも相談していただけます。
話しにくいこともあると思うので
個室やカウンセリングルームがある歯科医院が
おすすめです!
粘膜の病気チェック
お口の粘膜に異常がないかも確認しています!
粘膜疾患にも歯科に原因があるものと、
全身に原因があるものとがあります。
また
口腔粘膜の異常は
口腔がんなどの病気の可能性もあります。
早期発見が大切です。
フッ素塗布
むし歯になりにくい強い歯をつくるため
むし歯予防のフッ素を塗布をする事もあります。
リスクチェック
病名はつかないが
病気が生じる前段階の兆候は
早くに見抜いておく必要があります。
(例)唾液が少ない→再石灰化力(むし歯から歯を守る力)が低下する→むし歯が生じる
このように唾液が少なく口の中が乾いている状態を
しっかりリスクとして捉えて
対策しておく必要があります。
出来るだけ患者さんのもつ病気へのリスクに目を向けるのが大切です❗️
本日は以上です。
歯科の定期検診についてでした。
Instagramでも歯の事を発信をしています。
アカウント名はツムグデンタルです。
noteでは文章でしっかり解説をしています。
Instagramではイラスト中心に
わかりやすくシンプルな投稿をしています。
「執筆、監修者」
歯科医師:平岩瑛郁
出身大学:大阪歯科大学