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リクルートスーツ
仕事帰りにカフェに寄ったら右隣にも左隣にも就活中とおぼしき大学生グループが座っていた。
右隣はカップルで、女の子はなにやら課題をやっている。
左隣は6人くらいの男女のグループで、クラスメイトかサークル仲間か。
面接の結果だったり次受けるところだったりの話をめいめいしていた。
私にもあったなぁ。
あの真っ黒のリクルートスーツに身を包んで、白のシャツを着て、髪はひとつにまとめて。
当時はそれが当たり前だと思って何の疑問も抱かなかったけれど、どうして大卒の一括採用の就活ではあんなに色のないスーツで臨むのだろうか。
「服装で個性を出す必要なんか無い、そうでなくて中身で勝負しろ」ということなのかもしれないけれど、外見も含めた上でのその人なんじゃないのかなぁ。
「外見は、一番外側の中身です」
という言葉を聞いたことがあるけれど、本当にそうだと思う。
どんな服を着て、どんなメイクをして、どんな髪型にするのかもその人の中身がにじみ出てくるもの。
ビジネスの場で、その会社にふさわしいと思う格好を考えることも社会人になったら必要になってくるスキル。
服装で自分の魅せたい自分を作る力をつける、という意味でも「リクルートスーツじゃなくてもいいよ」という風潮がもっともっと広まったら良いのになぁと思う。