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鋼鉄っぽいのが好き/KOBAMETAL 読書感想文

BABYMETALのプロデューサーKOBAMETALがいろいろな出来事を「メタルか」「メタルじゃないか」でジャッジしていくエッセイ本

プロレスとメタルは相思相愛だ。
鍛え抜かれたレスラーたちの鋼鉄ボディー、その肉体がリングの中でぶつかり合い、躍動するさまは、そのままヘヴィメタルという言葉が当てはまるほどのハマりっぷりだ。
メタルもプロレスも、即答で友情を取る
プロレスファンにしろメタルファンにしろ、みんながみんなマッチョではない。むしろマッチョとは無縁の、どちらかといえばクラスの隅っこにいそうなオタク系の人たちに熱烈なファンが多い。
おそらく、現実とは異なる強い自分を屈強なレスラーに、そして激しいメタルサウンドに投影するのではないだろうか。どれだけ追い詰められてもカウント2.9で返し続け、最後の最後でフィニッシュ・ホールドをキメる!そのカタルシスに酔うのである。
恋か?友情か?どっちを取るんだ!
メタルもプロレスも、即答で友情を取る。色恋の手前で繰り広げられる、そんな朴訥さがワタクシには痛いほどに愛おしい。

この他にも、「ジャイアン」「ヒーロー戦隊」「水戸黄門」「スティーブ・ジョブズ」はメタルです。

ヘヴィメタルって全然聞いたことないなと思ってたけど、「マキシマム・ザ・ホルモン」「SIM」「打首獄門同好会」とか自分が聞いてた音楽と近いぞ!この本読んだあとBABYMETALも聞いてみた。

ハマりそう。


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