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本 「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」 感想

概要
これはスタンフォード大学生涯教育プログラム口座「ストレスの新しい科学」に基づく。


ストレスとは何か?→自分にとって大切なものが脅かされたときに生じるもの。
ストレスはどう認識するかによって効果が決まる
例 ストレスは悪いから避けようとし、ストレスの原因など考えないようにする 逆に役に立つ点もあると考え受け入れれば対処法を探り克服につながることもある。
考え方を変える3段階の方法
①新しい考えを学ぶ ②考え方を取り入れエクササイズを行う③学んで実践したことを他の人たちと分かち合う機会をもつ
ストレスが脳に刻まれることで同様のストレスを次に感じたときにうまく対処できるようになる。
心理学ではこれをストレス免疫と呼ぶ。
幸福な人はストレスを感じていながらも精神的に落ち込んでいない人を言う。逆に不幸な人は屈辱感や怒りを強く感じている一方、喜びはほとんど感じていない、これを「ストレスパラドクス(ストレスをめぐる矛盾)」という
重要なことは幸せな生活にはストレスが存在し、ストレスのない生活は必ずしも幸せとは言えないということ。


充実感をもたらすストレスが欠如すると、健康に悪影響が出てくる。=退屈は死亡リスクをも高める
ストレスを受け入れるのは勇気ある行為であり、つらいことから逃げずに苦しみの中にも意義を見出そうとする努力が必要。これこそがストレスに強くなるということである。
逆境に置かれても平然としていた李、動じないことではない。
ストレスに強くなるというのは感じたときに勇気や人とのつながりや成長という人間ならではの底力を自分の中に呼び覚ますこと。
又、もっとも苦しんだ人はもっとも人を助けるともいう
日常的に人のの手助けをしている人にはストレスによる死亡リスクの増加は全く見られない。他の人の苦しみに心を寄せてストレス反応が起きると相手への共感がわき進んで助けたくなる。それが幸福感をもたらすとのこと。

読んだきっかけ
タイトルにひかれ、日々ストレスだらけの中で邪険にしていたストレスをどうやって力に変えるのか興味を持った

この本を読んだ影響でストレスについての考え方が変わった。

作中でもあるように、ストレスは害であることしか思っていなく、それをどうためこまないか考えるかしかできていなかった。

ストレスがない人の方が絶対幸せに決まっているという思い込みを持っていたがそうではなかったのが驚いた。

いままで嫌なことがあるとすぐに助けを求めたり逃げたりすることが多かったのですごくためになった。

私自身持病を持っており、絶望を味わってきたが、苦しんだからこそ人に対してその時やさしくしてもらった記憶があり、私も人に対してやさしくしようと考えることができるようになって助けたいとも思えるようになった。

このことが本書にも書かれているので共感できたな。

結論、ストレスに立ち向かう勇気を身に着け免疫を付けることが重要。ノンストレスを感じるよりかは適度にストレスを感じて受け入れることも必要ということだ。

日々ストレスに悩んでいる人は是非読んで欲しいと思う。









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