風邪対策アロマオイル
怖い話の記事に、昔凝っていたアロマオイルの話を書いたので、簡単なレシピをこちらに書いておきます。
「生活の木」というアロマオイルのお店で実演として焚いていたブレンドがベースで、そこにもうちょっとだけ抗ウィルスや抗菌効果のある精油を追加しています。
ラベンダーの甘みのあるハーブ系の香りが一番強いですが、和種ハッカが清涼感を、ティートゥリーが樹木系の落ち着きを感じさせるブレンドになります。
ハッカを多くするとすっきり感が強くなり、メントールの揮発効果で実際に涼しさがでるので、蒸し暑い季節にはラベンダー2滴、ハッカ4滴ぐらいに変えてもいいかもしれません。
【共通の道具】
200mlスプレー容器(遮光)
スポイト(精油ビンがスポイトタイプなら不要)
蒸留水:180ml
無水アルコール:20ml
【精油】
ラベンダー精油:3滴
和種ハッカ精油:3滴
ティートゥリー精油:1~2滴
※精油は成分がとても強く、人間でも体調を崩すほどの影響があるので、200mlなら10滴以内に収めること。
※肌についたら即座に丁寧に洗い流すこと。
【手順】
スプレー容器にアルコール20mlをいれ、そこに精油を落として軽く混ぜ、蒸留水を180ml追加してよく振って完成です。
【精油の説明】
ラベンダー
リラックス作用や鎮静作用(不安、不穏、不眠、うつ症状、精神安定)、抗菌・防虫作用があると言われています。主な成分は「酢酸リナリル」と「リナロール」。
「酢酸リナリル」がセロトニンを誘導するためリラックス効果が、「リナロール」には鎮静作用があると言われています。
和種ハッカ
主成分であるメントールをペパーミントより多く含んでいます。そのため医療用の需要があり、ハーブとして広まりにくかった、という歴史があるそうです。
有名なのは沈痛効果と清涼感ですが、殺菌・防虫・消化不良・二日酔いにも効果があると言われています。
ティートゥリー
オーストラリアのアボリジニがケガや皮膚の治療に使ってきたという由来があります。
抗ウイルス、抗菌・抗真菌作用・免疫調整作用・強壮作用があると言われています。
★注意★
ラベンダーとティートゥリーがかなり強い精油で、特にティートゥリー精油は口に入れた場合の健康被害も報告されているので、200mlに精油は合計10滴以内という分量は必ず守ってください。
精油はほぼすべてアレルギーの報告があるので、体調が悪くなった場合はすぐに使用を中止してください。
鳥やハムスターなどの小動物や乳児がいる部屋では使用禁止です。
猫がいる場合は今回のブレンドに限らず、アロマオイル全体の使用禁止をオススメします。猫は精油の成分を体内で分解できないので、少量でも蓄積して影響が出るからです。