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まだまだあります ハラスメント

ハラスメントとは、簡単に言えば”嫌がらせやいじめ”を指す言葉です。具体的には、他者へ不利益や不快感を与える言動がハラスメント該当します。ハラスメントの種類は多く、法律で規制されているものから、軽度なもの(?)まで多岐にわたります。ハラスメントの特徴として、言動を行った側の意図とは関係なく、言動の受け手が不快と感じた場合はハラスメントに該当することです。

よく知られたものでは、セクハラ(セクシャル ハラスメント)、パワハラ
(パワー ハラスメント)、アカハラ(アカデミック ハラスメント)などがあります。セクハラほど一般的ではありませんが、モラハラ(モラル ハラスメント)、マタハラ(マタニティ ハラスメント)、スメハラ(スメル ハラスメント)、テクハラ(テクノロジー ハラスメント)などがあります。スメハラは体臭(加齢臭?)などに関する臭いのハラスメントで、テクハラはコンピュータなどの操作の熟練に関するハラスメントです。

この他にもまだまだありますが、これまでに聞いたことが無かった『ダイハラ』という新しいハラスメントがあることをネットの記事で知りました。ダイハラとは、”ダイアレクト(方言) ハラスメント”のことです。ダイハラとは、方言を話すことで起こるハラスメントのことです。職場では標準語が一般的ですが、方言を使い続ける人もいます。アナウンサーなどの特殊な職種なら、標準語は必須かと思いますが、それ以外なら職場の環境にもよりますが、そこまで目くじら立てることではないと思うのですが・・・。

しかし、「失礼に当たったり、なに言ってるかわからない」といった否定派や、「生まれ育った環境もあり、無理に直せというのは酷だ」という肯定派もいます。このようなハラスメントの相談は、それほど多くはありませんが、5-6%くらいの割合であるようです。

今後も、”○○ハラ”と呼ばれる新たなハラスメントが登場するでしょう。みんなが他者に優しく接することができれば、ハラスメントは起こらないのでしょうが、”他者に厳しい/優しくない”社会では、ハラスメントの芽が次々に出てきます。ギスギスした世の中になりました。

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