キーパーソンとパーキンソンの関係
キーパーソンとパーキンソン。関係は無いけど音が似ているなぁと下らないことを考えていました。
キーパーソン(key person)は、組織・コミュニティの中で、特に大きな影響を及ぼす”鍵となる中心人物”のことです。それに対して、パーキンソンは人名で固有名詞です。よく知られている病気に、”パーキンソン病”というのがあります。この病気は、手の震え、動作や歩行の困難など運動障害を示す、進行性の神経変性疾患です。
一見関係ない二つの言葉ですが、介護の世界では関係があるかもしれません。パーキンソン病は、40歳以上の中高年の発症が多く、特に65歳以上の割合が高いと言われています。このパーキンソン病が進行すると、自力歩行が困難となり、車椅子や寝たきりになる場合があります。こうなると、当然介護が必要になります。
介護の分野では、『キーパーソン』が重要な役割を持つと考えられています。ここでいうキーパーソンとは、連絡窓口という役割の他に、介護にかかわる判断や決定を担う家族の代表者のことです。いざ家族の中で介護が必要になった時に、家族間で揉め事を起こさないために、事前にしっかりと話し合ってキーパーソンを決めておく必要がありそうです。
ひょっとしたら、キーパーソンだった人が、パーキンソン(病)になるかもしれません。介護が始まる前から、家族などで下記のことを話し合っておき必要がありそうです。
私も結構な歳になりました。あまり良い話ではありませんが、親や自分自身に、いつ介護が必要になってもおかしくありません。長生きすればするほど、介護が現実味を帯びてきます。高齢化社会は、介護社会でもあるのです。
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