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日本語の便利な動詞化接辞 「~る」

日本語には、とても便利な動詞化接辞があります。動詞化接辞というのは、ある名詞にそれをくっ付けると動詞化することができるという魔法の接辞です。具体的には””がそれに当たります。

用例を具体的に説明した方が早いと思いますが、”タピる”や”ディスる”などがそれに当たります。言語感覚が柔軟で、頭が柔らかい若者が使う言葉に多いのですが、気付かないだけで昔からの言葉も結構あります。

”サボる”、”ミスる”、”ハモる”は、日常的に使われていますし、漢字を含んだ”事故る”や”牛耳る”も、この仲間です。”牛耳る”は”牛耳をとる”を短くした表現になっています。

しかし、このような言葉を使うのは若者が多いようで、特定の場所に行く言葉として、”デニる(デニーズに行く)”、”ハゲる(ハーゲンダッツに行く)”、”ディズる(ディズニーランドへ行く)”などが使われているようです。

その他にも、”アピル”、”コピる”、”ツボる”、”キョドる”など、まだまだあります。基本的には”タピる”のようなゴロの良い三拍が基本みたいですが、”パニクる”などの4拍の動詞もあります。

私は若者ではありませんが、無意識に”ググる”を使っていました。説明するまでも無いかもしれませんが、”ググる”は、Googleなどの検索エンジンを使って、キーワード検索をすることです。タイトル画は、ググった時に見つかった『TAPI_RU』(タピル)というお店のタピオカミルクティです。

これからも、どんな新しい”○○る”型の動詞が出てくるか楽しみです。

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