オジサンのための現代用語#34 くっ殺
この言葉を現代用語とカウントして良いのか迷うところですが、『くっ殺』という言葉があります。これは、ゲームやアニメの中の言葉らしいのですが、プライドの高い女騎士↑↑などが敵に捕まった時に言うセリフです。
女騎士さんは、捕まったことに対する恥辱/不甲斐なさで「捕まるくらいなら死んだ方がマシ」と思って「くっ・・・、殺せ」と言うらしい。このセリフが短くなって”くっころ”という略称で定着しました。
この言葉の起源は明らかではないそうなのですが、エロゲー/エロマンガ等で多用された結果、お約束のシチュエーションとなったようです。元々はシリアスな状況でのセリフでしたが、いまでは”くっころに至るまでの”展開がテンプレ化していて、ギャグやパロディとして使われています。
昔の時代劇やヤクザ映画では、イキッた若者(男性)が敵に囲まれ、「殺せるもんなら、殺してみやがれ!」と大見えを切るシーンなどがありました。しかし、今回の”くっころ”の主役は女性です。アニメやマンガを見ない高齢者層には、この言葉を目にする機会はないかもしれません。
最近、このブログのビュー数が伸び悩んでいます。「時間があるなら、読んでみやがれ!」。スイマセン、ついついイキッてしまいました。