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記事の推敲と変換ミス

推敲すいこうとは、文章を何度も練り直すことを言います。その昔、唐の科挙を受けるためにやってきた一人の文人が、旅の途中で漢詩を読みました。最初に読んだのは『僧月下門(僧は推す月下の門)』でしたが、すぐそのあとで『僧月下門(僧は敲く月下の門)』という句を思いついて悩みます。長い時間悩んで、紆余曲折の末、”敲く”ほうの句にしました。このことから「文章を書いた後、字句を良くするために何回も読んで練り直すこと」を推敲というようになりました。

推敲の故事ほど熱心ではありませんが、ブログの記事を書く時は、何度も読み返しながら書いています。投稿した後も、それなりに読まれている記事を読み直して推敲しています。ただし、この場合の推敲は、文章のクオリティを上げるというより、漢字の変換ミスや、わかり難い表現などを修正しています。

短時間で記事を書いているので、漢字の変換ミスはしょっちゅうです。この文章を書いてるときにも、”推敲”を”遂行”と誤変換していました。まだまだ、本当の意味での推敲は出来ていません。これからの課題です。

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