海外食巡り#14　インドネシア

　海外食巡りも14ヶ国目で、そろそろネタ切れです。インドネシアは、バリ島にしか行ったことがありません。今回はバリ島の話です。

　仕事でバリに行ったのですが、場所はバリ島のリゾートエリアにありました。バリ島のリゾートエリアは、一般の人の生活エリアとは隔離されていて、ゲートを通過しないと中に入れません。リゾートエリアの町並みは整理されていて、リゾートホテルが密集しています。

　いつものように、まずホテルのチェックインでトラブルがありました。ロビーでの受け付けが順調に終わり、部屋まで案内してもらいました。案内係の人がルームキーを使って私の部屋を開けようとするのですが、何か様子が変です。部屋の前で少し待っていると、何とその部屋に泊まっている人が戻ってきました。そうです。ダブルブッキングだったのです。

　再びフロントに戻って、別の部屋に交換してもらうことになりました。しかし、通常のシングル部屋はすでに満室だったので、スイートルームにグレードアップしました。もちろんホテル側のミスなので、料金はシングルと同じでした。案内された部屋には、玄関付近に大きなリビングルームがあり、キングサイズのベッドが置かれたベッドルームが2つもありました。誤解のないように繰り返しますが、ベッドが2つではなく、ベッドルームが2つです。スイートルームに泊まるのは初体験でした。しかし、泊まるのは私ひとりなので、ベッドルームは一つで十分です。でも、もったいないので、一日毎にベッドルームを変えて寝ていました。

　ホテルの朝食は、ビュッフェタイプでした。バリ島といっても、日本のホテルとメニューはあまり変わりませんが、インドネシアの焼き鳥”サテ”が必ず置かれていました。サテの発祥は、インドネシアのジャワ島で、アラビアからの移民の料理を改良した料理と言われています。サテには種類がたくさんあるみたいですが、ホテルのは鶏肉にピーナッツを使った甘めのソースがかけてありました。これが美味しくて、毎回選んでいました。

　もっと豪華で美味しいインドネシア料理があると思いますが、シンプルな焼き鳥が一番印象に残っています。