№132 コンクリートからヒトへ!という優しいイメージで騙されるボクたち
職場で書類が紛失したり、回覧板が行方不明になったりした時に必ずと言っていいほど、タマちゃんじゃない?といつも疑われる信頼感ゼロイメージのタマちゃんこと、距離感が近すぎるとこういう目に会いやすい!、です、やあ、こんばんは。
大きな被害をもたらした球磨川決壊は、
梅雨前線の日本列島での停滞による豪雨によって
全国に様々な被害をもたらしました。
川辺川ダムが「予定通り」作られていれば、
球磨川決壊による死者の多くが
「救われていた」疑惑が極めて濃厚です。
梅雨前線の日本列島での停滞による「令和2年7月豪雨」は、全国に様々な被害をもたらしています。
その中でも特に大きな被害を受けたのが熊本です。
下記記事では熊本県の死者は55人、
行方不明が9人と報道されています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000188016.html
熊本でここまで被害が拡大したのは、
球磨川で多数の氾濫と2カ所の決壊があったからです。
球磨川は、多数の支流から多くの水が流れ込む一方で、
川幅が狭く、
「日本三大急流」の一つにも位置づけられる河川です。
それだけ流れが速ければ当然、
豪雨時には、氾濫が生じる「暴れ川」となります。
したがって河川の技術者達は皆、
今回のような大水害が生ずるリスクが
極めて高いという事実を、
残念ながらよく認識していたのです。
だから技術者達は
この球磨川の洪水対策=治水対策のために
様々に議論を重ね、
行政に迅速な対策を図ることを進言し続けていました。
その中で技術者達が、
ほぼ唯一の現実的な対策として
ずっと進言してきたのが、「川辺川ダムの建設」でした。
技術的な事前検討によれば、
そもそも今回決壊した「人吉」エリアは
球磨川で最も脆弱な地点だという事が分かっていて、
そこでの氾濫を防ぐ為には、
少なくとも川の流量を「七分の三」つまり、
43%もカットしなければならないと計算されていました。
そのための最も効果的、
かつ、現実的な解決策が、
「川辺川ダム」の建設だったのです。
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