【世界一周】*タイ編*人生初のヒッチハイクをした話
サワッディーカーสวัสดี!でんでんです。
全くリアルタイムではない投稿。笑
タイを出た後はラオス、マレーシアに行って、先日南インドの都市チェンナイからインド入りし、現在はバンガロールにいます。
インドは初めてなので南インドから入ってインドに慣れる作戦。
そろそろ北上します。
ちなみにですが、かなり気を付けてたけどインド滞在4日目でインドの洗礼を受けました。
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今月初めにやっとタイから出たのですが、タイの最後にちょっと冒険してしまった私。
タイトルの通り、人生で初めてヒッチハイクをした話。
私の旅は「無理をしないゆる旅」なので、ヒッチハイクをするスタイルの旅は全くするつもりなかったんやけど、旅の序盤にも関わらずヒッチハイクすることになってしまった。
大変やったけど結果的に土産話ができたからオッケーなんやけどね!👍
世界一周同期ののりまきさんが訪れたワット・プラタート・パーソンケーオに行ってみたくなって予定になかったけど行ってみることに。
のりまきさんが見つけたあの方法で実際に行けるのかを検証してみたいって気持ちもある。
ウドンターニー→コンケーン→あの寺ってルートで行けば行けるはず。
一応自分でも調査開始。
セントラルプラザのミニバン乗り場からコンケーン行きのバンが出てるはずやから何時発かを聞きに行くことに。
すると一番早い時間で8:50とのこと。この時間やとあのお寺に着くのは結構遅い時間になるんじゃないかなー。
バスターミナルからもコンケーン行きの何かがあるはずやからバスターミナルへ行ってみることに。
バスターミナルからは始発5:45で1時間ごとにコンケーンに行くバンが出ているとのこと。
出来るだけ早く出発したいからこの方がいい。
ということで、ウドンターニーのバスターミナルから出ているバンに乗ってまずはコンケーンという街に向かうことに。
次の日、予定通り5:45のバンに乗ってコンケーンへ。
コンケーンのバスターミナルでお寺の写真を見せたところ、やはりピッサヌローク行きのバスに乗って、お寺の近くで下車するのがいいと言われたので、ピッサヌローク行きのバスに乗ってお寺の近くで降ろしてもらった。
行きは何とかたどり着いた。
そして次の日の帰り。
この日中にウドンターニーに戻る計画。
私の計画では、コンケーンとお寺の間にあったロムサックという街のバスターミナルにまず行って、ロムサック→コンケーン→ウドンターニーと乗り継いで行けば戻れるはずである。
宿の人にここからロムサックに行くバスはあるか聞いたところ、近くにあるバス停に10時にバスがくるとのこと。
それではバスを待ちますか。
・・・・来ない。
既に時間は11時を過ぎている。
再度宿に戻ってバスが来ないと伝えると、待っていれば来るはずです、とのこと。どんなバスか聞いたところ薄い紫色のバスとのこと。
なるほど。
それなら薄い紫色のバスを待つよ。
さらに1時間経ってもバスは来ない。
そもそもこの道バスが全く通らないのにほんまに薄紫色のバスは来るんか?
けど反対車線のバス停に人が2人待っていたので、バスは来るんだと信じたい。
13時になった。
さすがに待ち過ぎ。(3時間以上粘った私もすごい)
しかも反対車線にいたバスを待っている人も諦めたのかバス停を離れていってる。
もうバスは来ない。うん、絶対来ない。
さて何か手を打たなければ。
もちろんGrabタクシーもない。
あれしかないか、、、
人生初めてのヒッチハイク。
正直あんまりしたくないんやけどね。
けど今はこれしかない気がする。
紙とペンはないから親指立てるやつでいきましょう。
親指立てるまでに5分ほど勇気が出ずおどおどしてしまったけど、一回してしまえば意外と平気だった。
しかも3台目くらいでつかまった。
ラッキー!これはビギナーズラック的なやつ。
つかまったはいいけどいい人であってくれ!
結果、めっちゃいい人やった。
60代くらいのおっちゃんで、英語話せないから近くにいた英語ちょっと話せる人のとこに行って私の要望を訳してもらって、ほなロムサックまで一緒に行きましょうとなり、ロムサックのバスターミナルまで連れて行ってもらうことに。
ありがとうございます!!
道中はずっとタイ語で何か話しかけてくれてたんやけど、全く理解できないから満面の笑顔でサムズアップをひたすらする私👍
「サバーイ、サバーイ」ってめっちゃ言ってくれてて、どういう意味か調べたら「快適な」とか「リラックスした状態」という意味があるっぽい。リラックスしてねーってことやったんかな?とにかくいい人なのはよく伝わった。
そしてロムサックのバスターミナルに到着。
おっちゃんほんまにありがとうやでー!!
ここからコンケーンに行けばあとは何とかなる気がする!
さて、コンケーン行きのバスは何時でしょうかー
18:30
え?それだけ?今14時くらいやで?
4時間待たなあかんの?
確かにGoogleのレビューでコンケーン行きのバスの本数が減っているっていうレビューはあったけれども!!
しかもそれに乗ったとて、コンケーンまでは3時間くらいかかるし、そこからウドンターニーに行くバンがない可能性があるから、今日中にウドンターニーに戻るという計画はここで崩れた。
少し英語が話せるバスターミナルのスタッフのおばちゃんに「実はコンケーンじゃなくて今日中にウドンターニーに行きたいんです。何か方法はありますか?」と聞いてみた。
今日中は無理だけど、18:30のコンケーン行きのバスに乗ってとりあえずコンケーンに行って、翌朝の早朝にウドンターニーに行くバンが出ているから、明日の午前中にはウドンターニーに着くよ、とのこと。
つまりコンケーンのバスターミナルで夜を明かすかコンケーンで1泊するしかない。
あと、24時にもコンケーン行きのバスが出ているから、それに乗ってコンケーンまで行って、翌朝早朝のバンに乗ってウドンターニーまで行く方法もあります、とのこと。
現在14時過ぎで、さすがに10時間もこの小さなバスターミナルで過ごすのはキツい。夜は野犬とかいそうだし。
かなり考えた。選択肢2つしかないのに。しかもウドンターニーに戻る時間は同じなのに。
考えたし、30代の女が結構ゴネた。泣きそうな声で、ほんまにこれしか方法ないん?とも言ってみた。大袈裟に落ち込んでみたりしてみた。私ってこういう時、情に訴えかけて何とかしようとするタイプの人やったみたい。
ちなみにヒッチハイクで車に乗せてくれたおっちゃんは、私がゴネたり落ち込んでいる間もずっと一緒にいてくれて、何かタイ語で話しかけてくれていた。いい人すぎるけど、おっちゃん暇なん?笑
そして、とりあえず18:30のバスでコンケーンまで行って、バスターミナル泊をして、早朝にウドンターニーに戻ることに決めて、コンケーン行きのチケットを買った。
色々と教えてくれたバスターミナルのおばちゃんに感謝を告げて、お喋りしてたらおばちゃんは今日ベトナムから帰ってきたらしく、しかもダナンに行ってたみたいで、私も先月ダナン行ったよ!となり2人で写真を見せ合いっこしながらきゃっきゃしてしまった。さっきまであんなに落ち込んでたのに。
そんなこんなでちょっと色々あって、結局は18:30のバスに乗ってコンケーンに行き、5時間ほどバスターミナルで仮眠を取った後、早朝のウドンターニー行きのバンではなくて3時発の座席が広いちゃんとしたバスで無事にウドンターニーに戻ってくることができた。(「そんなこんなでちょっと色々あって」の部分は書くと長くなるので割愛します)
ちなみにバスターミナルのおばちゃんの正体はバス会社のマネージャーさんで、ヒッチハイクのおっちゃんの正体は検察庁事務所のセンター長さんだった。
旅運がなかったからヒッチハイクをすることになったけど、親切な人に恵まれたから旅運を使い果たしているような気がして、果たして私に旅運は残っているのだろうか。
兎にも角にも親切な人に恵まれたおかげで何とかなり、私のタイ旅はここで終幕となった。