バイク選び
どうも、でんだです。
神社めぐりに使っているスクーターを乗り換えることにしました。
私の使い方にもっと合うものがあるんじゃないか?と思ったからです。
そんなわけで新しいバイクを選んでいこうと思います。
車やバイクって、選ぶ時間が一番楽しいですよね。
私はいま、そんな嬉しい時間を過ごしています。
初めてのバイクをいま選んでるよという方、
楽しくも悩ましい時間を共に過ごしましょう。
愛車ではなく「愛馬」と巡り会うために
【目的をはっきりさせる】
バイク選びで一番大事なのは目的をはっきりさせること。
車はある程度の転用が利きます。
フェラーリで買い物にも行けるし、軽トラックで旅をすることもできる。
でもバイクは、車と違って「つぶしがきかない」乗り物です。
大型バイクで近所のコンビニ行くのは面倒くさいし、
原付で高速道路には乗れません。
(延々と下道をゆく旅もまた楽しかったりもしますが)
ハーレーで林道は走れないし、
オフロードバイクで高速道路を200kmはかなりツライ。
愛車が一番役に立つシーンを具体的にイメージしてみましょう。
○通勤・通学に使いますか?それともバイク便のように仕事で使いますか?
○近所の買い物などの足に使いたいですか?
○非日常を味わい、気分転換したいですか。
○休みの日にはツーリングに行きたいですか?日帰り?泊り?日本一周?
○高速道路で遠くまで行きたいですか?
○景色のきれいな道、車では入れないような細い道、どんな道を走りたいですか?
さぁ、これらの使い方のうち譲れないものはなんでしょう。
一番「あぁ、このバイクで良かったな」と思えるシーンは?
目的をはっきりさせることがまず第一ですね。
【理想的な愛車の条件を考える】
目的が固まったら、それを達成するために必要な条件を考えていきます。
○排気量は?
排気量が上がるほどスピードが出る一方、車体が重くなりがちです。
重くて大きいバイクは乗り出すまでが大変です。
自分の免許と相談することは当然。
○タイプは?
大きく分けるとオンロード車、オフロード車、スクーターになりますね。
ツアラーやモタード、ビジネスバイクなんていう深掘りのジャンルもあります。
○気筒数は?
個人的にはエンジンの気筒数って大事な要素と思います。
シングル:豊かなトルクと気持ちいい鼓動感
ツイン:低速から高速までの使いやすさ
4気筒:胸のすく吹け上がりとパワーバンド感
【いよいよ探す】
さあ、ここから各メーカーやショップのHP、
ユーザー評価のページやライダーのブログ、動画など
終わりのないリサーチが始まります。
愛車選びの楽しみは最高潮に達します。
でも結局のところは
「迷う理由が価格なら買ってしまえ。買う理由が価格ならやめておけ」
の一言に尽きますよ。
【今の時期ならではの特殊条件】
2021年の特殊事情として、新車が流通しないということがあります。
納車待ち半年とか珍しくないようです。
なので平時なら必要性の薄い「在庫探し」というステップが出てきます。
昔ならショップに電話をして、しらみつぶしに問い合わせしなくてはいけなかったのですが、いまではネット検索で一発です。便利な世の中です。
それでも人気車種の新車の店頭在庫が見つかることは少ないです。
そのような場合は中古車も選択肢に入ってきますね。
アニメ「スーパーカブ」のヒロインのように、「アタリ」の玉に巡り会えるかどうかは運もあると思います。
【すべてを満たす一台はない】
こうしてやっと手元に来たあなたの愛車。
素晴らしい日常が展開していくでしょう。
でも、自分のバイクとして乗ってみて初めてわかることも結構あります。
・実際の燃費
・季節ごとの乗り味
・自宅の車庫から出し入れする手間
・朝方にエンジンをたときの近所への気遣い
・なにより走っているときの人馬一体感
こうしたものに対する違和感は多かれ少なかれ必ずあります。
最初から100%の満足感を得られることは、私の経験上ありません。
でも、ここで乗らなくなってしまうのが一番もったいない。
新車だと、エンジンやサスがこなれてきて乗り味が変わることや
乗り続けることで身体に馴染んでくることもあります。
何より「愛着」は乗り続けたり、洗車してバイクを愛でたりすることで育っていきます。
「商品」から「愛車」になるまでには一定の時間が必要です。
【違和感への対処】
それでも「なんか違うんだよな」という違和感が膨らんでいってしまうこともあります。
そんなときに進む道は3つです。
1 違和感を抱えたまま乗り続け、愛車を育てていく
2 増車する
3 買い替える
何だかんだいっても
車やバイクって、何を買うか選ぶ時間が一番楽しいもの。
その楽しみを忘れられず、上記2と3を選ぶライダーがどれだけ多いか。
ようこそ、バイク沼へ…ふふふ。
貴方がずっと愛でつづけられる「愛馬」にめぐりあえますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。