リアルが充実すると書けない！？

noteを書こうと思った理由は２つあります。

そのひとつは、家族会の会報の空いたスペースを埋めるために２００～４００文字くらいの小さな文章をストックしておこうと思ったからです。「家族の思い」や「編集後記」のような何気ない日常の文章です。書き溜めておいたら、イザという時にすぐに使えて楽だなと思ったのです。

ですが、実際に書き始めると、会報のための短い文章ではなく、私の脳内にあるアレコレを吐き出すというデトックス的な文章になっています。それはある種の快感でありました。

そして、もうひとつの理由は、コロナ禍で行事もなくなり、家に籠る日々が続き、これは体によくないのでは？だけど「書く」という目的があれば、ネタ探しのために、少しは外出するのでは？と期待したからです。もともと出無精なので、今は大っぴらにひきこもり生活ができるとあって、私にとっては、ある種の快適生活でもあったのですが。

で、実際、墓参りに出かけました。うちから車で２時間、観光地でもある自然豊かな田舎です。いつもは日帰りなのですが、今回は一泊しました。親戚と共同で建てた別荘（小屋）があるのです。虫が多くて今まではとても泊る気にはなれなかったのだけど、いつになく掃除をがんばって、泊りました。充実してました、疲れました。帰ったら書こうと思い、写真もいっぱい撮りました。

墓参りだけでなく、家族会の用事で久しぶりに電車でお出かけもしました。ひとりで洋食ランチ。「この店、結構混んでるやん！密とちゃうん！大丈夫か？食い意地がはっていたために、コロナに感染したら、人に言われへんやん！」などと思いながらも、おいしくいただきました。

そんなこんなで、リアルが充実していたのですが、それをネタにした文章を書く気が起こらない。

私の場合、リアルが充実すると書けない？！

だけど、メインではないにしても、それを足掛かりに脳内でアレコレ考えたことをこうして書いている。結局のところは、何をしてもしなくても、脳内のアレコレを、吐き出すのが好きなんだな、私。

写真は、たき火。