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楊貴妃桜
いつもの城址公園パトロール(猫じゃあない)をしていると、楊貴妃という桜の苗木が植えられているのを発見した。コミュニティカレッジさくら第八期生二班寄贈とある。公園内には約50種類の桜が植えられているので、さらに仲間が増えることになる。サトザクラの一種で花が密につく豊満な姿からこの名が名づけられたらしい。
ところでこの楊貴妃桜の名前の由来なのだが、奈良興福寺に玄宗という法師がおって、どうも寺にあった桜が好きで好きでたまらず暇さえあれば眺めていたそうな。そこでいつしかその桜は楊貴妃桜と呼ばれるようになったということじゃ。って玄宗といえば本家楊貴妃にとち狂った玄宗帝と同じ名ではありませんか。楊貴妃桜は決して珍しい品種ではなく、日本各地津々浦々ですでにその艶やかな姿で人々の心をかき乱しているらしいので、知らぬは我が身ばかりなのかもしれない。
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開花までは5~10年かかる。後期高齢者になる前にはその姿を愛でられそうだ。それまでなんとか今の欲ボケを維持しなければ玄宗(皇帝でも法師でもいいのだが)のように愛でることはできないので、精神の高みなど目指して星になっちゃう前にリアルでシュールな日々にぶつくさ言っていようと思う。
愛されてばかりいると星になるよ
ゆきすぎてばかりいると空にゆくよ
笑いながら踊りながら転びながら
口の中へ胸の中へそそぎ込むワイン
Baby あなたの喜びは
クレイジーなときめきのそば
なにかが今日もリアルでシュールな
青いシャドウに
どこか卑怯なイライザブルーの あの輝き
瞳の魅力のようなミクロ微粒子の
淡いシャドウに
二匹の豹のサファイヤルビーの
あの口づけ 秘め事に
makeーup shadowに
makeーup shadowに