◆PROFILE 株式会社DELTA Venture Partnersの秦 勝浩と申します。 「クリエイティブで事業現場目線のCFO」の心持ちで、中小ベンチャー企業のIPO準備や、PMI含めたM&Aの御支援を業として行っております。 ◆CONTACTIPO準備やM&A、PMI、事業再生等で何かご相談ございましたら、お気軽に下記までお問い合わせくださいませ。 k.hata@delta-vp.com Tel:日本81-90-6961-3143 ◆INDEX投稿事項の一覧に
1.国際比較しつつ、予備知識が記載されているWebサイト 「BusinessBrokers.jp」というWebサイトを最近見つけたのですが、こちらにM&A仲介業者にかかる予備知識や注意点はすべて記載されているといっても過言ではありませんので、まず予め記載いたします。ぜひ、M&A仲介業者と既にお付き合いされている方は多いと思いますが、必見の価値ありにてご参考にしていただければ幸いです。 2.当方が実際に目にした事実より その上で、当方が実際に顧客のM&Aアドバイザリーで目
買収先会社全体としてのベクトルを上向きにしていけるか 総論として、管理体制整備はじめ取組み方法にかかる基本的な考え方としては、「2-4 役職員側から見たIPO準備のメリット」で記載の内容になると考えます。 大きな違いとしては、a)買われる側と買った側のプレイヤーの別があること、b)その上で最終的には事業面でのプラスの相乗効果をもたらす必要が本来はあること、になるかと思われます。 ※1.買収時のDD等は別項で記載する予定にて、ここでは、適切に最善のDDがなされて買収がなさ
会社全体としてのベクトルを上向きにしていけるか IPO準備のプロセスにおいて、役職員の方々と打ち合わせや作業を行っていく中でしばしば聞かれる声として、「うちの会社、実態はかなりワンマン経営ですけどIPOできる見込みがあるのですか?」、「IPOしてもメリットがあるのは社長だけですよね。IPO準備の大変さ・負担は我々従業員に押し付けられるのに。」、「今の日常業務を回すだけでも手一杯なのに、大変と聞いているIPO準備の作業を新たに行う余裕はありませんよ」といったものが典型例として
僭越・尊大かとも思われますが、それなりにいろいろな会社を見てきたおじさんの戯言的私見を述べさせていただきます。 IPOを目指す覚悟が本当にあるのか IPO準備のお手伝いのお引合いをいただいた際、最初に必ず、「今回、IPOを目指される目的は何ですか?」と、訪問先の経営者の方におたずねすることにしてます。 今後IPOを目指していくことが可能な事業性、業績数値が第一必須条件ではあるのですが、それと同じくらい必要不可欠な条件は、言い換えますと、IPO準備プロセスおよびIPO後に
3-1.PMIのあり方①一番重要なのは事業・営業面で求めるものに他ならない、当たり前ですが 近頃は、これまでは取引クロージングに特に重点を置いていたM&A仲介会社をはじめとしたM&Aプレイヤーの方々がPMIの重要性を訴えられるようになってきましたので、M&A関係の話ではPMIから記載していきたいと思います。 事業DDを行う過程で、買収主体はどういった事業上の効果を獲得したいのか、すなわち、定量面ではどういった売上・利益を獲得したいのか、定性面での事業戦略・営業戦略上、得た
2-1.IPO準備の全体像これまで、様々な業種かつフェーズの中小ベンチャー企業様のIPO準備の仕事に携わってきましたが自分なりの全体像としては以下のようなイメージをもっております。 図のとおり、順番に、上に層が積み重なっていくイメージですが、家の建築工事のように、下の層のいわば基礎工事がきちんとできていないと、上の層は揺らぎ、申請書類の作成段階に至っても管理面の問題がクリアされず、そこから先にうまく進まない結果になってしまうと考えています。 時折、”上場準備を何年も監査法
1-1.ごあいさつ・自己紹介はじめまして、株式会社DELTA Venture Partnersの秦 勝浩と申します。 社会人になって25年以上、脱サラして12年以上経ちますが、いまは中小ベンチャー企業のIPO準備や、PMI含めたM&Aの御支援を主な業としております。 これまで日本全国のいろいろな業種・規模の中小ベンチャー企業様のお手伝いをさせていただいてきましたが、それらを振り返って棚卸しつつ、50歳を超えた今、自分の今後に向けたベクトルを再確認する必要があると考えました