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【Think right#2】確証のワナ

「確証のワナ」とは、新しい情報を自分の意見や信念に無理やり合わせて解釈する傾向のことを言う。

逆に言えば、自分の好きな考えと一致しない情報(=反対の証拠)をフィルターにかけてみないようにするのだ。

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世界で最も成功した投資家であるウォーレン・バフェットはこのようなことを語っている。

人間がもとも得意とするのは、自分の見方が変わらないよう、新しい情報をフィルターにかけて取り除くことだ

バフェットは、人間が「確証のワナ」にハマりやすいことを知り、注意を向けることで、大成功を収めた。

また、進化論を説いたチャールズ・ダーウィンも、常に自分の推測と矛盾する観察対象を見つけたら直ちにメモをしていたという。

人間の脳が「反対の証拠」をすぐ忘れてしまうようにできていることを知っていたからだ。

世の中には多くの推測がある。

例えばこの2つ。

「8時間以上寝たほうが良い」
「食事は3回したほうが良い」

少なくとも上記の推測は、一昔前までは常識だった。

しかし今では、

「8時間以上寝ると死亡率が高まる」
「理想の食事の回数は1日2回」

等の異なった結論が生まれ始めている。

情報砂一時代に、どの情報を信じて行動すべきか?

第一歩は、「反対の証拠」を探してみることかもしれない。

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池田寛人 | ㍿ファンベースカンパニー | ㍿酒と学校
気ままに更新をしています。マーケティング、フィンテック、スポーツビジネスあたりを勉強中で、関心があう方々と情報交換するためにnoteはじめました。サポートいただけると力がでます。どうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m