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ライフワークと仕事の違い

こんにちは、木月まことです。
今日は、ライフワークと仕事の違いについて考えてみました。
ライフワークが、すなわち仕事だ!っていうのが、一番矛盾が少ない人生かもしれません。
しかし、多くの場合そうではないようです。

前置きはこれくらいにして
手短に本題を語りましょう。

では、両者の違いは?

ライフワークは(個人意見ですが)、誰にせっつかれなくても、勝手にできること、その人の根幹や原点、原風景、、個性や資質、生存環境などに深く根ざしているものといえるでしょう。
だから、お風呂を沸かしたり、洗濯をしたりはライフワークとはいわないでしょう。
ガンジーの非暴力思想とか、キリストの思想とか、そういったものは、上述の条件を満たしうるので、これらの人は、ライフワークに生きたとも言えます

一方、つぎはお仕事についてです。
ある作家の方が、「作家はどれくらいの頻度で著書を書くべきか」と聞かれて
「その人の本が、本屋の本棚から消えるまでに次のを書く」というような答えをされてました。
つまり、1年は書いた本が置かれている人なら、1年
3週間で消えてしまう人なら、3週間でつぎの本を書くべきだというのです。
つまり、いわゆる仕事というのは、多くの場合、経済的必要に迫られてするものです。
多くの人は、学校生活が終わったころ、まだ十人並みの凡庸なものしか持ってないことが多いので(国語に数学に理科に、みんなと同じようなことしかやってないため)会社などにいくしかなかったりします。
月曜日に会社に行けば、火曜日にも行きますよね。

僕は、若いころギターで生きていきたかったのですが
アラフィフのいま、それは仕事にはなっていませんし
手のあいた時間に気晴らしにつまびく程度ですから、ライフワークというのとも違うでしょう。

で、さらに、仕事とライフワークの違いですが
「仕事」は、なるべくなら、関わる人(職場の人や顧客など)に、それを否定されないことが重要です(一般にはですが)
だから、職種によっては、「仕事」は神経が擦り減るだけのことも多いので
「仕事」は嫌いだ!という人も多いでしょう。

で、ライフワークのほうですが
これは、野鳥の撮影とか、純然に個人的なことや、趣味的なことを除けば
大抵、それを否定する勢力が消えることはないことが多いということです。
「仕事」は、一般には、10人中10人の、誰もそれに文句を言わないようなことが素晴らしいですが
ライフワークのほうは、全員の肯定はあんまりないということです。
たとえば、山本太郎議員とかは、反対する人や潰そうとする人もいますよね?
ガンジーやキリストも反対勢力がかなりいました。
経済学者のカールマルクスも、いまでも、半分は否定する人(に囲まれてる)ではないでしょうか?
画家のセザンヌも、かなりの齢まで親に養われた状態で絵を描き続けました(当座に金になる絵など描かなかったということで、そんな生活ぶりが、全員に肯定されてたわけではないでしょう)

「否定」してくる人を限りなく少なくしようというベクトルなら「仕事」
否定してくる人、潰そうとする人もいて挫けるけど、前に進もうと思えるものは「ライフワーク」かもしれませんね。

まぁ、だから、「金」にせっつかれてやるなら
それは、よくも悪しくも、どちらかといえば「仕事」

「仕事」はすなわち「悪」とも言えないと思います
日本だと、配偶者を見つけたのは「仕事場」だという人が多いでしょう(最近はマッチングアプリか?)
つまり、「仕事」というイヤなもの(?)に救われる場合もあるということです。
また、多く「仕事」を通して「スキル」は伸びますし「知識」も増えます

「仕事」も「ライフワーク」もどっちもやってないという状態は、世間や親が顔をしかめる場合もあるでしょうが
難しい本を読むなどは、しばし、「仕事」も「ライフワーク」もやってない状態でしかできないことも多いので、全否定されるべきではないと思います
生産的などではない時間も必要な場合があります
働きづくめが「徳」なのかは、個人差も大きいと思います

個人差はありますが、無為な時間をどこかで多く持たないと回らない個人はいます。
全員が週5で、40年勤めあげられるわけではないと思うので

そんなこんなで、今日は「仕事」と「ライフワーク」の違いを考えてみました

あなたがやるそれは「仕事」?「ライフワーク」?
どっちが偉い!とかじゃありません。
どっちをやるのも、どっちもやらないのも、何らかの必然でそうなってるだろうからです。
でも、ライフラインと呼ばれてることの多く(キャベツやお米をつくるとか)は、どちらかといえば「仕事」でしょうから、どちらかといえば、ごく普通の人には(または社会には)「仕事」のほうがありがたがられるでしょうね。
また、実際には、どちらかに截然と区別できることは少なく
両者が混ざってることが多いでしょうけど

今日は以上になります。
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御一読ありがとうございました。

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木月まこと
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