冥王星みずがめ座入りを考えてみる
さて、3月23日、一旦にせよ、冥王星がやぎ座からみずがめ座に移りますね。
自分はアラフィフ男子で、30代のころから四柱推命他、占いをかじってるんですが、鏡リュウジさんや石井ゆかりさんなどの本に触発され、西洋の占いにも首をつっこむようになりました
なんて個人的なはなしはどうでもいいですね。
冥王星は、ひとつの星座に15年から20年滞在するので、世代の集合意識を司ると占星術の世界では考えられてるようです。
少し前のはなしになりますが
2008年に冥王星はやぎ座に入宮しました。
リーマンショックが起こって、いわゆるモノが売れなくなり始めた時代っだたと考えます。
断捨離みたいな考えも流行りましたよね。
逆に、この時期は、ITやデジタルにきちんと向き合った人たちを大きく利したと思います。
マークザッカーバーグとか、ITインフラをつくった人、ブログなどからサクセスの道を切り開いたインフルエンサーなどが幅を利かした時期だったと思います。
ITやデジタルにきちんと対峙した人には、それこそやぎ座的(?)に報われた、そんな時代だったと、やぎ座冥王星時代(2008年〜2023年)を考えてます。
では、冥王星がやぎ座からみずがめ座に移るとどうなるのか?
今月(2023年3月)の23日に起こります。
どうなるのかを、個人的に推理してみました(個人的推理でしかありませんが)
みずがめ座は、平等を意味すると考えられてますね。
旧来のメディアって、たとえば、大リーグの大谷選手ですとか、綾瀬はるかみたいな人を特別扱いするじゃないですか?
いや、別に、イーロンマスクさんでもゼレンスキー大統領でもいいんですけど、こういった方たち(著名人)を特別扱いすることによって社会秩序を維持してきた部分があるんです。
また、財産(資本など)を有してる方々を優遇してきたわけです。
みずがめ座の平等というはなしを信じるなら、こういった特別扱いが崩れだすのではないかと
それは、別に、男女関係における夫や妻が崩れて、ポリアモリーな性関係に移行するだろうということでは必ずしもありませんが
「地位」や「財産」「資本」などを基盤にしたヒエラルキーが疑問視ないし相対化されるのではないかという風に見ています。
どういうこと?
ん、まぁ、だから
たとえば、TOIECで900点(以上)とったり、とか年収が1500万円とかは、それまでの世界では、ほとんどの人が疑わない、ある価値を有していたと思います(みずがめ座の僕も、10数年前はそういったことを目指してました)
みずがめ座の時代は、そういったことがフラットになってしまうのではと考えています。
○○○億の金を動かしたから偉い!みたいな感じの従来式が、昔程(昔程ですが)功を奏しにくくなるのではと思います。
TOIECの900点が、昔程偉くはないという世界は、直線的な努力目標が立ちにくい世界だと思います。
難関大学を出たという結果は、それまでの世界ですと、個人がよりよいお家に住むためだったりしたわけじゃないですか。
そういう個人的突出のためではなく、ヨコの、平等の、水平の次元の人を利してナンボみたいな世界になるのではと思います。
そんな、共産主義みたいなバカな世界ができるわけないじゃないか!
ええ、仮にそうだったとしても
たとえば、100億持ってる資本家と、その日暮らしをしてるような人とか
テレビに出てる人とそうでない人は、それまでよりは(それまでよりでしかないですが)フラットになると……
つまり、ある意味、もう誰も勝てない時代が来るのだと
ええっ!
それでも、昨日、大谷選手は膝をついたままホームランを打ったじゃないか?
それはすごいことでしょう?
確かにすごいのかもしれませんし
旧式メディアは、そういうネタを強調するでしょう。
でも、そう思う人の数は減らざるを得ないんです。
そういう時代はプラスもありマイナスもあると思います。
これから20年続くと言われてる、冥王星みずがめ座時代を、いまのところそんな風に読んでます。
平等なんだから、誰も勝たせないし、犠牲も出させやしない
実際に、そんな風にはならなかったとしても、そんなベクトルになるのかなぁという気がしています。
だから、目指されるのが個人勝利であれば、諦めなければならないことが増えるのかぁって気はしています。
実際どうなるでしょう?
(あとがき)
個人勝利が難しい時代になるのではと書きましたが、でも、サラリーマンや組織人はもともと9割が個人勝ちなんかに縁のない世界を生きてきたわけですよね。
7割の人は個人勝ちになんか最初から縁がなかったわけです。
フリーランスの時代だとか、1億総起業家時代がくると考える向きもありますが
ビートルズやエルビスプレスリー、マイケルジャクソンみたいな明らかな勝ちがもうない時代に突入するんであれば、人のエネルギーはどこへ向かうんでしょう。
冥王星がどうとか、また、占いのことは詳しくない人には分かりにくいはなしになっちゃったかな。
(あとがき2)
「誰も勝てない時代」っていうのは読み返してみて、イマイチな言い方だったかなという気がしました。
個人の人生というのは恋愛でも仕事でも、やはり勝ちが目指されるべきでしょう。
人生は、基本「勝利」が目指されるべきだろうと
「誰も勝てない」っていうのは「すべての人が負ける」という意味ではなく
偏差値とか稼いだ額とか、知名度とか、そういった世間的な場での分かりやすい尺度(主に数字的な)が失効していくのではないかと
「誰も勝てない」っていうのは、そういう場が崩れてくるという意味です。
それが、マスな権威の相対的下落と関係していて
多分、僕らは、そういう分かりやすい尺度がもはやない世界で、ほどほどに、または一生懸命あがくことになるのかなという気がします。
そんな風に冥王星みずがめ座の時代をいまのところ考えています。
御一読ありがとうございました。
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