見出し画像

被リンクは重要だけど、外国人と揉めて地獄を見た話

※2024年末執筆記事

こんにちは。
年末、Googleさんが出さなくてもいい本気を出してきやがりまして、なかなか厳しい戦いを強いられておりますDELです。

今回は、自分が仕入れている海外の有料被リンクサービス(格安)で実際に体験した、理不尽な失敗談(報復爆撃)をひとつ。
ちょっぴり自分の戦略についても触れるので、ただの笑い話ではなく、少しは役に立つ情報もあるかもしれません。
(無いかもしれません)

有料被リンクの重要性

ちょいちょいよそで話していますが、私は制作した全サイトに有料の被リンクをつけてます。

元々、私の場合は長期運用を目的にサイトを制作しておらず、超短期戦略特化で「不自然なリンクによるスパム判定?そんなもん知るか。どうせGoogleにバレるの数週間後でしょ」ってレベルで初期ブーストに命を賭けているからです。

Googleハネムーンの影響力を最大化するために被リンクは超重要ですからね。

その被リンクにやたらと金をかける価値を見出したエピソードがありますので、まずはその話から。

権威サイトの被リンク効果はエゲツナイ

まあ、ドヤ顔で今更言うことではないのですが、実際にその効果のエグさを一般サイトで見た時の話を。

私は自営業でそこそこ長くホームページ制作をしていました。主にデザインやディレクションが仕事で、コーディングやフロントエンド作業のほとんどは外注していましたが。

事業内容としては詳しく書きませんけど、ホームページ制作屋というわけではなく、会社案内やパンフレットも作りますし、ロゴ制作やら名刺からステッカーやプレゼン資料の制作やらなんやらと…

まあ何でも屋でした。

そんなわけで、ホームページ制作オンリーのWeb屋に比べると制作実績はそこまで多くはないのですが、ある投資会社から制作を依頼された時の話です。

そのクライアント様には起業前からブランディング戦略のディレクターとして携わらせていただき、会社ロゴから名刺、ホームページ、パンフレットや販促物の制作まですべて担当してました。

ホームページが完成し、顧客(主に富裕層)からの評判も上々で、クライアント様はもちろん私も大変満足していたのです。
しかしある日、社長から難題を出されます。

「Googleの検索で1位にしたいんだけど」

一般ジャンルの投資会社です。競合が多すぎる。
現在はほんの数ヶ月前に取得したぽっと出の新規ドメインで5ページ目くらいをウロウロしてます。
無理に決まってるやろハゲが」と思いましたが、グッと堪え、狙っているキーワードで上位表示することは困難なことを伝えました。

前置きが長くなってきてるので結果だけ書きますが、SBI証券、楽天証券という投資ジャンルの権威サイトから被リンクを獲得し、それからわずか3日足らずで2位まで上がりました

権威サイト凄え。
中身はそこまでSEOを意識した作りになっておらず、見栄え重視で作っていて何も変えてないのに…
そのドメインのサブディレ貸してくれたらワタクシ大儲けできるんですが。

そう、権威サイトは別格ですが、被リンクってやはりSEOに与える影響が強いんですね。

海外事業者の格安被リンク

そして話は本筋に戻るのですが、私は海外事業者の有料被リンクを使っています。
毎月、実験するサイトも含めるとけっこうな数のサイトを制作するので、国内の有料被リンクだとさすがに高くて全部にはつけられませんからね。

様々な種類、国の被リンクサービスを試し、実際にそこそこの効果を感じた被リンクを厳選して使っているような感じです。
現在はアメリカを中心にヨーロッパ、中東の計6ヶ国、9事業者から買っています。これならけっこうIPも分散できるので、同じサイトに毎月つけたりしても便利なんですよね。

しかし、ある時ふと「そういえば南アメリカの方ってどうなんだろう?」という疑問が湧き、ブラジルあたりの事業者を探してネットを徘徊していたところ、良さそうな人を発見し発注したんです。

結果としては、まあ悪くはなかったんです。
むしろだいぶ効果ある部類の被リンクでした。

が、しかし。

その後の営業がすごいんです。。。


なんか、勝手にサイトを分析にかけて、「あなたのサイトはここがダメだよ!SEO的にもうダメダメ!俺に任せろ!」みたいな連絡が鬼のように来るんです。
ほっとけ。

まあ、基本海外のSEOスペシャリストとか名乗ってる人はだいたいこうです。何も珍しいことじゃない。(だとしてもしつこかったけど)

「わざわざ分析してくれてありがとう。でも、今は必要ないよ!また必要な時は連絡するね♡」

と、連絡してひとまず収まりました。
確かに営業すごくてアレな感じでしたけど、とはいえ「海外のツールにかけたら、まだまだ改善項目出てくるのね。もうちょいサイトの内部改変必要かもなー」という気づきはありましたけどね。

が、事件はその後に。

他の被リンク設置を察知してブチ切れメール

海外被リンクニキからの営業を掻い潜り、平和に過ごしていたある日。
そのサイトはけっこう長続きしたサイトだったので、もう一発被リンクやっとくかー、とIP分散の目的もありニキとは別の国の人に被リンクを発注。

が。

被リンクがAhrefsに認知されはじめた時期に例の被リンクニキから鬼のようにメールが来た。

3分置きにブチ切れメール来るんだが?

いや…あのぉ…

ひとつだけ内容を晒しますけど、彼が言うにはこうです。

「俺はあなたのWebサイトを分析し問題があると伝えた。それなのにお前は別の人に仕事を発注した!俺は傷ついた!」

…はぁ?

意味が、わから、ない。

そもそも私はあなたにサイトの分析をしてほしいなどと頼んでいない。
さらに被リンクを別の人に頼んだだけで、あなたの指摘を元にサイト改善やらなんやら発注した覚えはない。

そもそも、俺のサイトの被リンクずっと監視してるって怖すぎるでしょ!

「いやいや、全部あなたの勘違いですやん。いい加減にして、もう連絡してこないでください」

このメールを最後に、彼からの連絡は無くなったのです。

よかったよかった。


それから2週間後のこと。

なんかやたら低品質のリンク増え続けてるんだけど、どういうこと?

いや、サイトを長く運営していたら、こういうことありますよね。

ちょっと尋常じゃないスピードで増えてますけど、気にしてはいけません。

確かに変な人とちょっと前に揉めましたけど、まさか、低品質リンク爆撃なんて、そんな粘着質なことするわけありません。

きっとブラジルのラテンのノリの気さくなニキは、こんなことしない!

結局のところ、彼を問い詰めたところで口を開くわけありませんしね。

リンク元のサーバーIPが彼の被リンクと同じですが、きっと偶然です。


以上、関係ない話を含め長くなりましたが「外国人と揉めたら低品質リンク爆撃された」でした。

みなさんは海外ニキとは喧嘩しないよう注意してくださいね!

※このサイトはもう他界してます

いいなと思ったら応援しよう!