海外でも自分を探そうとした思い出
その昔、女性向けファッション雑誌のコラムで、女優さんが、海外に行けば何か変わるんじゃないかと思ったけど、実際には私は私と気づいただけだった、みたいな話をしていました。
(雑誌も女優さんも思い出せません。ごめんなさい。)
その話に激しく同意する話です。
私、コロナ前には何度か海外旅行に行ったことがあります。
仕事でもプライベートでもどちらもあります。
なので目的は様々だったはずなのですが、準備するときに、自分探しグセがひょこっと出てきました。
もしかしたら、この旅で私はなにか変われるかもしれない。
海外にまで行くんだもの、新しい自分に生まれ変わるんだ!
…くらいは考えてました。
でも、実際に行って、用事を済ませてひと息つくと、我に返るんですよね。
そう。我に。
(一応旅行前に頑張るけど)英語ができない私。
自信のない私。
滑稽な私。
むしろ、海外という非日常の空間で今まで見ないようにしていたこともアラワになるような気がしました。
そして、帰国。
成田空港の地下の鉄道駅について、日本だあぁぁぁとほっとして、コンビニでソバを買って帰ろうとか考えながら、猛烈に反省会をしました。
仕事はもっと自信を持てるようになりたい。
英語はもっと練習したい。
無人レジとかじゃなくて地元の人とお話したかった。(コミュ障直したい)
…あれ?
私、行く前と変わってなくね?
そう。
私は自信もなく、英語もできず、コミュ障なまま、ひと皮も向けずにおめおめと帰ってきたのです。
(注:仕事は一応してきました。人としての成長という意味合いです)
海外行っても何も変わらなかった。
私は私だった。
逆にいうと、私が変わりたいのなら、一時的に海外に行くだけではだめだ。
と思ったのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、よい一日を〜