タイムマシンに乗る方法『毒出しのトリセツ』
「毒出し」をしたら、本当に奇跡が起きるのか？
楽にやせて、不調がスッキリ、イライラしなくなって、人生も変わる！
そんな魔法のようなことって本当に起こる？
私も本屋の店頭に並んでいるこの『毒出しのトリセツ』を見て、とても気になって手に取ってみたくなったひとりです。
私は大病というほどではないもののいくつか持病があり数種類の薬を飲んでおり、年齢的なこと体質的なことと諦めてずっと病気と付き合っていくつもりでした。
美味しいものを食べるのが大好きで、いつも腹八分目とわかっていながら食べ過ぎてしまい甘いものも大好き。
年と共に新陳代謝も悪くなり少しずつ体重も増加。
でも本当は痩せてもっとおっしゃれを楽しみたい。
もともと頭痛持ちで肩こり首こりは当たり前。疲れやすいのは仕方がないとマッサージは趣味のよう。
家系的にはがん家系。いずれ私もがんになるのかも？とがん保険はしっかり入って準備万端。
母が認知症になったこともあり、女性がなりやすい認知症は私もなるかも？と、もちろんなりたくはないけどいずれは認知症になる覚悟？もあった。
ずっと会社員をしてきて、本当に会社員で終わってしまっていいの？と
なんとなく腑に落ちない気持ちはあるものの、50代になっても何をどうしてよいかもわからない。
そんな私でした。
【概要】
この本は著者である織田さんがフランス留学中にハーブと出会い、ハーブによって肺の病が治癒し現在に至るまでのご自身の人生経験がすべてつながっていたという奇跡の物語でもあり、ハーブには個性を最大化させ、本当に心の底から自分が望んでいた人生が送れる不思議な力があるとご自身で証明されていらっしゃいます。
私達の不調や老化の根本原因は実は臓器に溜まった『蓄積毒』であり、
臓器ごとにハーブを使いながらファスティングを行いデトックスすることで健康になり、若返り、減量もでき、頭もスッキリして本当の自分を見つけ出すことができると書かれています。
つまりタイムマシンに乗って若返る「時計の針を戻す方法」というわけです。
毒とはどんなものかの説明と、腸、肝臓、腎臓の順番に毒を抜いていくハーブファスティングの具体的なやり方がわかりやすく説明されておりすぐに実践できる内容になっています。
【毒なしでは生きていけない】
私達の普段の生活の中で、ファーストフード、スィーツ、薬や添加物、化粧品や洗剤などにも身体に良くないものが使われている。
こういったものが蓄積して「慢性炎症」を引き起こし、不調や老化の原因になり病気の引き金になる。
でも日常すべての場面で毒なしでは生きていけない。それならばそれを受け入れて毒を外に出してしまえばいい。
確かにそうすることが一番の解決策で理にかなっていると納得できる。
【ハーブファスティングは楽しくて美味しいファスティング】
ファスティングと聞いて、美味しいものを食べることが大好きで忍耐力がない私には無理でしょう！と思われた人は多いと思います。
織田さんが提唱するフランス式ハーブファスティングは美味しい果物の生しぼりジュースやスープが飲める、美味しいファスティング。
空腹感ゼロで飢餓感と戦う必要もない。
反対にお腹が減ったとしたらやり方が間違っているとのこと。
お腹も心も満ち足りた状態がキープできる夢のようなファスティングです。
【ハーブファスティングは長い歴史がある医術だった】
ハーブとファスティングの組み合わせは、ギリシャのヒポクラテスから連綿に続いてきた王道の医術。
実際、フランスでは日本の漢方と同じようにハーブが販売されており、長い歴史と伝統がある。
フランス人は体調を崩した時には病院に行かず、まずはハーブ薬局に相談に行くとのこと。
私達日本人は具合が悪くなるとすぐに病院に駆けつけて薬をもらってくることが普通だと思っているが、その薬こそ毒であり間違っていたことに気づかされた。
そして織田さんがフランス留学中に膨大な文献を調べ上げ、自分自身の身体で徹底的な人体実験と研究をしながら体系化したもので効果を体感できる内容であり、お墨付きの方法であることがわかる。
【まとめ】
これは日本人の誰もが読む必要のある本だと思いました。
なぜならかつての私がそうだったように何も気づいていない人が多いからです。私自身、今まで何も気にせずに食べていた食べ物にこだわるようになりました。そして『毒出しのトリセツ』を読んだ後に早速ハーブファスティングもやってみました。
仕事をしながらでも楽に楽しく美味しくできるファスティングというのは本当でした。
そして3か月で4日間3回のファスティングで体重も8キロ減り、血圧の薬も半減し、心身共に体調も格段に良くなりました。
これからも定期的にハーブファスティングを続けて、もっと健康になり若返りたいと思っています。
そして続編を楽しみに待っています。