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西国七福神集印めぐり②~萩の寺
次に行ったところです。
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東光院・萩の寺
秋になると境内いっぱいに2千本の萩の花が咲き誇ります。ご本尊は行基菩薩自作の薬師如来。それほど広くない境内に、いろいろなものが祀られています。七福神は毘沙門天。
「道了大権現石仏像」は、背後に赤い炎を背負い、迫力ある姿を見せています。スリランカの仏教会と長年交流があり、贈られたブッダ像もありました。
俳句の寺で、句会も行なわれるとのことです。句碑がたくさんありました。正岡子規が、移転する前の寺に来山しており、花の句碑がありました。
「ほろほろと 石にこぼれぬ 萩の露」
私が何より感銘を受けたのが、山門を入ったところにおられた観音様の、その優しいお顔です。何事も受け入れてくれそうな慈悲に満ちた観音様でした。「お水かけてください」と書いてあったので、足の方だけかけました。足しか届かなかった。写真、写してくれば良かった。
山門を入らないで、その前に、北向延命地蔵がありました。お地蔵様が下方、お参りする方が上座という、とても謙虚なお地蔵様です。
そんなこんなで、「はー」とか「ほー」とかいろいろ感銘を受け、賑やかで豊かな気持ちになるお寺でした。今度萩の咲く頃に来てみたい。
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*見出し画像は、「西国七福神賛歌」こんなものもあるのか。