えべっさんと記念撮影する
十日えびすの残り福
西国七福神集印めぐりは、4ヶ所を終えた段階で、一旦お休みです。と言いながら、なのですが、今日は、最初に行った呉服神社が、十日戎の残り福でした。歯医者に行った帰りに寄ってみました。
この前と大違い。駅から神社までずらっと、そして境内の中にまで露店が出ています。珍しいのでは、10円玉を型どった大判焼きのようなものが500円。「10円なのに、500円かい!」と心でツッコんでしまいました。
境内では、スピーカーから、「商売繁盛、笹もってこい!」というかけ声と、えべっさんの歌のようなものが、結構大きな音でかかっているし、家族連れで賑わっていました。
巫女さんが福笹や熊手を売っている所もありました。やあ、確かにえべっさんや。熊手を買った人が、巫女さんから、シャンシャンとお祓いを受けていました。売る買う、お祓いとは言わないのかな。よく知らなくてすみません。
餅まき
本殿にお参りして、そろそろ帰ろうと思ったら、境内放送が、「今から、えべっさんによる餅まきをします」と言うではありませんか。これは面白そう。引き返して待ちます。
やがて、ふたりのえべっさんが登場。黄色い衣装にお面をかぶっています。特設ステージ、といっても、露店と同じくらいの広さです。
餅まきが始まりました。やさしくやさしく放ってくれます。「餅はみんなにあたります」「小さい子どもさんが優先です」「ひとり一個です。拾った方は左へご退場を」
拾った人が退場するので、人は少なくなり、私は最前線へ。そっと私に向かって投げてくれました。思わず頭を下げてお礼を言いました。
紅白のお餅が二つ入っていました。ややや、嬉しや。
少し遠いところに、ひとりのおばあさんが、家族に腕を支えてもらって立っていました。「大丈夫かな」「家族は拾えるのかな」と少し心配になりました。
でも、餅はみんなにあたると言っていたし、帰って行かれたので、もらえたと思います。きっと、毎年もらいにきているんだろうな。
えべっさんと記念撮影
そのあと、係の人が、「えべっさんと写真が撮れます」と言っています。私は、きっとそんなチャンスはもうないと思って、撮ってもらうことにしました。なんと大胆なこと。少しテンションが上がっていましたね、私。
そんなに希望者も多くなく、すぐに順番が来て、舞台に上がりました。ふたりのえべっさんの間で、鯛のぬいぐるみのようなものを持って、ハイ、ポーズ!自分のスマホで撮ってくれるのです。
えべっさんから、「いっぱい福が入っています」とパイン飴!と鯛のシールをいただきました。やっぱり思い切って撮ってもらって良かった。こういうとき、本当に「冥土の土産や」と思います。
帰りに、ベビーカステラを並んで買って、焼きたてほかほかのを食べました。並んで買うとおいしい。
みんなに、この「福」を分けてあげたい!そんな気持ちになりました。まずは娘に、えべっさんと撮った写真をラインで送りました。一番恥ずかしくないので。