「すずめの戸締まり」を見てきました。
近くの映画館で始まりました。
前に行った、街の小さな映画館です。
内容はあまり知らなくて、
見始めてから、「こんな映画だったのか」と思いました。
いつもこんな感じです。
でも、これは良いことだと思います。
あれこれ「前知識」や先入観があるより、楽しむことができます。
作品との出会いです。
これは何にでも言えることで、
本にしてもアートにしても同じだと思います。
なかなか面白かったです。
新海誠監督の作品は話題になることが多いですが、
初めて見ました。
まず思ったのはアニメーションの美しさです。
アニメと思えない。
主人公の名前が「すずめ」です。
「よく走るなあ」と思いました。
吹き替えの原さんもパンフレットの中で言っていました。
「走っているところが多い」って。
「行かなくっちゃ」と思ったら、走り出している。
それだけまっすぐで、純粋で、魅力的でした。
草太もステキです。
「とてつもないもの」に立ち向かうすずめと草太の必死な旅。
「二人はバディ」新海監督の言葉です。
ピンチになっても行く先々で助けてくれる人たちに出会います。
12年前という、映画の底に流れているテーマは重いけど、重さを感じさせず、
ハートが熱くなって、
笑いもあって、(隣の人も笑っていました)
泣けて
良い映画だなあと思いました。
映画って2時間で美しいものを見て、考えさせられます。
この映画館の予定の中でも、見たい映画たくさんありました。
本当はダブルヘッダーしたかったのですが、
さすがやめて出直すことにしました。
さて、なぜ今日行ったかというと、
「すずめの戸締まり展」が百貨店で行なわれているのです。
それがあさってまで。
一度はやめようと思ったのに、
アニメの工程とかも見られると書いてあったし、
新海監督のこともちゃんと知りたいなと思って、
明日のチケット(時間予約制)を取ってしまいました!
明日も出かけます!