元日の新聞の出版社の広告
これも今年もやります。しかし、前回といい、半日使って私は何をしているのでしょうね。
ま、いいか。
なぜこれをするかというと、数年前より、元日の新聞の出版社の広告が面白いことに気がついたからです。
後ろからめくっていくと、10面にしか出てこない。(って後ろからめくるからでしょうが)
★集英社 もっともっとおもしろく。
次のコピーは面白かったです。
「新しいことが必ずおもしろいわけじゃない。
ただ、おもしろいものは 必ずどこか新しい」
確かに。
回り道しようと言っています。ひらめきを信じ、昨日とちがう答えをみつけよう、と。
★小学館はドラえもん。タイトルは「信じてみよう」
のび太くんが、寝ころんでお餅を食べながら言います。
「今年はいいことがありそうだ。」
小学館は101年目。諦めないで信じるエネルギーで本を作ってきた。
これからも信じることから始めようと思います。とのことです。
いいことあったらいいね。
★講談社 → KODANSHA になったらしい。
いろいろな人が一つの本を紹介し、一言 言っています。
例えば、北野武は『宇宙になぜ我々が存在するのか』を紹介。
「知るってことが一番おもしれぇ」と言っています。
他にたくさん 反田恭平、大谷恭平、斎藤飛鳥、大坂なおみ・・・
タイトルは、
World meets KODANSHA
2023年も「おもしろくて、ためになる」を世界へ。
その下には
「そう、いつだって世界を動かすのは、
誰も想像すらしなかった『ありえない』物語なんだ。
作り手と読み手がありえない物語で交差する世界をつくっていきます」
カラフルできれいな広告です。
★岩波書店
いつも硬派の岩波書店。今年は硬派すぎてさっぱりわからないです。
「理性に立ち返るー。」
それでスピノザ全集って、わからないし。わかる人にはわかるんだろうな。
気を取り直して、そこの文章を読んでみました。
はあ、つまり、人間は理性ある存在のはずが、ねたみ深いとか不快な存在になっている。獣のように。でも理性に立ち返り、助け合うとか、つながって力を発揮することで、必要なものを手に入れたり危険を避けることができるのだよ、ということですか?
これで合っていますか。スピノザさん、広告書いた方。
そうか、理性に立ち返る、ね。
★文藝春秋
「竜馬がゆく」文春文庫
司馬遼太郎作を鈴の木ユウがコミック化。
イラストがかっこいい。 惚れっぽいワタクシ、惚れる。
本の中から 「道は百も千も万もある」
文藝春秋 100周年だそうです。
愛読している利用者さんがいて、私もこの100周年号買ってしまった。
★新潮文庫 「いつだって、出会ったときが最新刊」
「書物は、人生の様々な局面に応じて知恵や勇気や癒しをくれます」
「出会った時が一番のタイミング」
これは思うことがあります。
私はたくさんは読んでいないけど、昔から本を読むのは好きでした。
子どもの頃には、両親が全集とか買ってくれていた。
でも、中高生時代とか少し背伸びをして読んでいたようにも思います。
例えば、外国の名作といわれるものにも手を出していたけど、
本当に面白いと思っていたかはわからない。
でも、もし今読み返すことがあったら、感想は違っているでしょうね。
本とは出会いだとホントに思います。(ダジャレ)
だから、本屋さんに行くのが面白い。
この他にも出版社の広告ありました。
全体的に出版社の広告の印象が薄いと思ったけど、たくさんありました。
他にめちゃめちゃ派手なのが多かったからだと思います。トヨタとかエプソンとか。
新聞、やっと資源に回せます。
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