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拝啓 9月だというのに残炎おとろえるところを知りません。ただ、夜の生きものが眠りにつき、…
拝啓 あまりの暑さに茫然としているうちに、7月も終わろうとしています。御身体の具合はいか…
拝啓 いつになっても梅雨は好きになれません。ただ、雨が上がり、地面からむわっと湿り気が立…
拝啓 ついに入梅かという湿っぽい気持ちを隠せない一方、静かな雨音をききながら読書するのを…
拝啓 葉のうえにそそぐのが霖雨ではなく沛雨であることにため息がこぼれます。折節の移ろいは…